ノンプレイヤーキャラクター () は、元来テーブルトークRPG用語の1つであり、プレイヤーが操作しない(ゲームマスターが操作する)キャラクターのことを指す。NPCと略される(プレイヤーに操作されるキャラクターはプレイヤーキャラクター(PC)と呼ばれる)。現在ではコンピュータゲームでも使われる用語である。NPCはゲームマスターの構築した世界を成り立たせる要素の一つであり、プレイヤーキャラクターに対し「ゲームの進行」「イベント発生」「バランス調整」を行い、プレイヤーをゲームマスターの作ったストーリーにうまく誘導するための存在である。言葉の定義からすれば、プレイヤーが操作しないキャラクターは全てNPCである。多くのTRPGでは、主人公の家族・店の主人・普通の村人・王や姫・モンスターなどの敵キャラクター、ありとあらゆるものがNPCの範疇に含まれる。ただし「敵キャラクター」をPCとは異なるルールで運用するようなゲームについては、「敵キャラクター」と「NPC」を区別しているものもある。コンピュータRPGでも言葉の定義からすれば、コントローラーなどでの直接操作ができない動的オブジェクトは全てNPCと言え、この意味では扉や宝箱などもNPCである。しかし、ゲームタイトルによっては、特定のキャラクターに限ってNPCの用語を使うこともある。たとえば、『ファイアーエムブレム』シリーズや『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』では、「プレイヤーの操作できない(コンピュータ担当となる)、一時的に加わる味方」、『Sa・Ga2 秘宝伝説』では「プレイヤーの意志にかかわりなく、一時的に加わる味方(操作はプレイヤーが行う)」を特に指して用いる。前者は本来の意味により近い用法である。オンラインゲームでは、敵モンスターをNPCに含めるものと含めないものが存在する。対戦格闘ゲームやATCGなどの対戦ゲームにおいては、対戦相手がマッチングされない場合において、コンピュータが操作するNPC(仮想プレイヤー)を対戦相手役としてマッチングさせるシステムとなっている。このNPCのことを、「CPU」、あるいは「COM」(COMPUTER)と呼ぶ。逆に、実際に人間が操作するPCを「HUM」、あるいは「MAN」(HUMAN=人間)と呼ぶ。
出典:wikipedia
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