カンブリア (Cumbria) はイングランド北西端のカウンティ。1974年にかつてのカンバーランドとウェストモーランド(Westmorland)に加え、ランカシャー、ヨークシャーの一部が統合する形で誕生した。古くはケルト系のカンブリア人(ウェールズ人に近い)が住み、カンブリア語が話されていた。湖水地方をはじめとした豊かな自然で有名。カンブリアはイングランドで最も北西にあるカウンティである。 カンブリアの北端と西端はそれぞれとのちょうど西である。(の近く)とはそれぞれカウンティの東端と西端である。のはイングランド及びカンブリアの最高地点である。はイングランドで最大の天然湖である。はプレストンから南カンブリアまでの間を通り、現在でも一部が使用されている。かつてまで通じていたは一度1945年に閉鎖されたものの現在でも維持されている。カンブリアはイングランドのカウンティであるノーサンバーランド、ダラム、ノース・ヨークシャー、ランカシャーそしてスコットランドのカウンティであるダンフリーズ・アンド・ガロウェイ、スコティッシュ・ボーダーズと境界を接する。境界線は西はアイルランド海からに、東はペナイン山脈に沿っている。カンブリア北部の境界線はからソルウェー湾へとスコットランドからノーサンバーランドの境界に沿って東に延びる。2007年1月、カンブリア州議会は、カウンティと地方議会から成る現在の二階層による行政制度を廃止し、新しい のカンブリア州を創設する公式の案に賛成票を投じ、コミュニティ・地方自治省に裁決を仰いだが、却下された。カウンティはカーライル、ペンリス・アンド・ザ・ボーダー、ワーキントン、コープランド、ウェストモーランド・アンド・ロンズデール、バロー・アンド・ファーネスで構成される地域から選出される庶民院の6人に戻った。カンブリアは、6つの地域(イングランドの地方)で構成されている。カンブリアは管理の為に東、西、南に分けられている。東はカーライル市とエデン地区、西はアラーデールとコープランド、南はレイクランドとバロー・イン・ファーネスで構成されている。カンブリア州議会の紋章は1974年10月10日紋章院より与えられた。 紋章はその地域を代表し、新しい州議会の地域が置かれた。紋章である緑の枠の楯にはカンバーランドを代表するパルナッソスの花とランカシャー(ファーネス地区)の赤いバラ、そしてヨークシャー(、現在はセドバーグ)の白いバラをあしらっている。紋章の頂上はウェストモーランド州議会とバロー州市の両方の紋章から採った雄羊の頭のてっぺんだったがカンバーランドのパルナッソスの花が再び描かれた。さらに伝説のDacre Bull (カンバーランド)とレッドドラゴン()が対になっている。この二つはハドリアヌスの長城(カンバーランド)を表す区画をベースに二つの赤い棒を(ウェスト・モーランドの紋章より)横切るように配置されている。カンブリア州議会の標語("I shall lift up mine eyes unto the hills")は旧約聖書詩編121篇ラテン語"Ad Montes Oculos Levavi"に由来する。カンブリア州の州旗はカンブリア州議会のである。ウェールズ語でウェールズを表す古名がラテン語化されて派生したCambriaとは異なる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。