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イナズマンF

『イナズマンF』(イナズマン フラッシュ)は、1974年(昭和49年)4月9日から同年9月24日までNET系列で、毎週火曜日19時30分から20時00分に全23話が放送された、NET・東映制作の特撮テレビドラマ。本作は 『イナズマン』の第3・4クールに相当する。シナリオナンバーも『イナズマン』からの通し番号になっている。よって本作の第1話は前作の最終回の続きから始まっている。しかし、いわゆる「変身ヒーロー」が活躍する子供向け特撮アクションドラマが、作品の乱立によって衰退に向かいつつあった当時の状況下、『イナズマン』もスタッフの意気込みとは逆に低視聴率に苦しんだことから、本作は『イナズマン』の第2クールまでとは大きく方向性を変えている。方向性変更の中心となったのは、東映側のサブプロデューサーだった加藤貢である。これがプロデューサーとして最初の作品だった加藤は、低視聴率の原因やその打開策について、助監督の長石多可男をはじめとする若手スタッフとの間で意見を交換していた。折りしも、チーフプロデューサーの平山亨は他の番組も抱えており、先任サブプロデューサー(実質的にはチーフ)だった井上雅央も第2クール終了後他番組に移動したため、平山は加藤に『イナズマン』を任せることにした。加藤が最初に着手したのは、設定の変更である。すでにイナズマンこと渡五郎のバックボーンであった「少年同盟」は、原作設定を活かし切ることなくフェイドアウトしていたが、『F』では、第2クールまでのレギュラーだった大木姉弟や丸目豪作ともども完全にカット。サナギマンや愛車・ライジンゴーの登場場面も極力減らした。代わって、妻子を敵組織・デスパー軍団に拉致されているという設定を持つインターポール捜査官・荒井誠が五郎のサポーターとして登場。日活で鈴木清順に悪役の素質を見出され、キャリアを積んでいた上野山功一が荒井役に起用された。こうしたヒロインも主人公の弟的存在の子供レギュラーも排除され、主人公と相棒の男性キャラクターを中心とした展開は前作の『イナズマン』の中盤以降ですでに試みられており、五郎と豪作の2人だけしか登場しないエピソードが多く作られた。しかし、『イナズマン』のレギュラーヒロインだった大木サトコが削除されたことで五郎と荒井の2人を中心とした、ヒロインも子供もいない男臭い雰囲気になるのは加藤らスタッフも辛かったらしく、初期の時点で女性ゲストを頻繁に登場させるようになった。スタッフ面でも、硬派のエピソードを数多く書いていた上原正三をメインライターに、新人監督ながらアーティスト志向が強く、 ATG ファンの加藤とはウマが合った塚田正煕をメイン監督に据えるなど監督・脚本陣を大きく刷新した。この結果、新生『イナズマンF』は、強制収容所を思わせる実験都市・デスパー・シティを擁し、サイボーグによる独裁国家を企図するデスパーと、これに対峙し、デスパーの打倒とデスパー・シティ市民の解放を目指す五郎・荒井の「たった2人のレジスタンス」を軸とするドラマを前面に押し立てることになった。新体制の下で、主演の伴直弥をはじめとするキャストや、加藤、上原、塚田を中心とするスタッフは「自分たちの作りたい・演じたいドラマ」作りに力を注いだ。テレビドラマの限界に挑戦するかのような前衛的な画像や、当時の子供向けドラマの水準を飛び越さんばかりの重いストーリーを持ったエピソードが多く作られた。伴の回想によれば、第20話「蝶とギロチン 花地獄作戦」の初号試写を見た岡田茂(当時の東映社長)は「学生映画なんか作ってるんじゃない!」と怒ったという。加藤貢は後に、「プロデューサーとして一年目で、ひょっとしたら生涯最高の作品を作ってしまったのかもしれません。鳥居恵子に出演交渉したときのような情熱は、今の自分にはもうありませんね。」と述懐している。1974年9月に終了後、NET・東映制作、石森章太郎原作の特撮ドラマ枠は、火曜日から金曜日の19時台後半枠に移動し、10月に『がんばれ!!ロボコン』を放送開始する。世界観、ストーリー面での主な特徴は「概要」で触れたので、ここではその他の点について述べる。本作が後年、カルト的人気を得た理由の一つに、毎回登場し、各話の核心を担う女性ゲストの存在がある。重いストーリーを持つ本作だけに、彼女たちは単なる華的な立場に終わらず、時として視聴者に強烈な印象を残した。そのキャスティングも、東宝出身で宣弘社作品を中心とする1970年代前半の特撮ドラマでアクション系ヒロインとして鳴らした牧れい、のちに『ウルトラマンレオ』にレギュラー出演する奈良富士子(第20話)、日活ロマンポルノの主力女優であるとともに当時の東映特撮でもアクション面で活躍した鹿沼えり(第7話)、渥美マリらとともに大映を支えた八代順子(第1話、第18話)と多彩で、なかでも、最終回にガイゼル総統の娘・カレン役で出演した鳥居恵子は当時の東宝の若手人気女優だった。第16話に出演した山科ゆりも、当時の「日活ロマンポルノ」での高い人気を考えると、テレビドラマであるとはいえ他社作品への出演は異例と言えた。また、第11話のゲストである隅田和世は『ダイヤモンド・アイ』や『キカイダー01』で特撮ファンにも知られるが、『八月の濡れた砂』(藤田敏八監督作品)を「毎日見ていた」という加藤プロデューサーのたっての頼みで出演が実現した。ドラマ重視の方針から、サナギマンやライジンゴーの場面が本編から極力削られたのは「概要」で述べた通りだが、アクションシーン不足への不満を考慮し、EDと次回予告の合間に1分弱の「イナズマンFアクション・タイム」と呼ばれるコーナーが設けられていた。これはライジンゴーのポピニカが売れているのにもかかわらず、テレビ本編ではあまり活躍しなくなったことによって関連商品の売れ行きに支障が生じかねないと考えた東映側の、ポピーに対する事前の配慮だった。さらに本作のエンディングで、前作限りの設定であったはずの少年同盟員が登場していたのは、前作に続きスポンサーを務めていた松下電器への配慮でもある。最終回「さらばイナズマン ガイゼル最期の日」は、準備稿段階では、ガイゼルを倒した代償として超能力の全てを失った五郎が、「東映まんがまつり」の看板を無感動に一瞥し、風吹く街の何処へと去っていく、というラストシーンをはじめ、守ろうとした仲間や新人類の全滅など、陰鬱で重い展開だった(加藤によれば「ドラマの世界から現実に引き戻すことで、『イナズマン』の世界を否定する」意図があったとされる)が、「善良な一般市民が悪の組織に襲撃されているところを間一髪助けるというシーンを必ず入れる」などハッピーエンドを大事にするというポリシーを持つ平山の反対を受け、大幅に改稿された。このプロットは助監督を務めていた長石多可男の提案だったという。また、脚本にはラストで塚田正煕の作詞による『イナズマンのバラード』なる挿入歌を流すことが指定されていた。没稿の最終回以外にも、放送された作品には「人間狩り」などのきわどい表現が多々あり、表現が過激すぎたために却下された構想もいくつか存在する。イナズマン・渡五郎は壮絶な死闘の末、帝王バンバを倒しファントム軍団は壊滅した。しかしその直後ファントム軍団を遥かに凌ぐ新組織・デスパー軍団が現れた。その尖兵・ウデスパーは、ファントム軍団を内部分裂させたあのロボット戦士だった。ウデスパーの猛攻の前に、エネルギーの回復していない五郎は退却するが、彼を助けた男女は殺され、偶然近くにいた作業員も巻き添えを食って襲われてしまう。と、そこにライフルを持った男が現れ、銃声一閃、五郎を助けた。男は五郎を自らの地下アジトに連れて行く。男はインターポールの秘密捜査官・荒井誠と名乗り、この地下アジトに潜伏して戦うことを申し出る。そして、たった2人の辛く厳しい戦いの日々が始まる。前作の第24話から暗躍を始めた新組織。ファントム軍団にクーデターをしかけ組織を壊滅状態に陥れ、帝王バンバがイナズマンに倒された後に本格的に活動を開始した。ファントム軍団を遥かに凌駕する科学力と戦力を持ち、優れた超能力者を機械改造したロボット戦士(デスパー怪人)を戦力とする。ミュータントを自軍の戦力として取り込もうとしたバンバと違い、第2のイナズマンが現れる事を警戒してミュータントの殲滅を企む。日本の地下深くに人工太陽が輝く地底都市、デスパー・シティを建造。5万人の人間を閉じ込め、市民をサイボーグに改造し圧政を行なっている。デスパー怪人の改造前・刺客のゲストは放送リストを参照。本作のBGMおよび主題歌・挿入歌・イメージソングは全て渡辺宙明が作・編曲した。番組放送中に発売された主題歌・挿入歌LPに収録イナズマンの客演作品については、イナズマンおよびイナズマン (架空のキャラクター)を参照。すべて東映ビデオより発売「全怪獣怪人 下巻」では、『飛び出す立体映画 イナズマン』に登場するミサイルデスパーも『イナズマンF』側に記載している。以下、客演作品

出典:wikipedia

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