ストローク()は、ダイアクリティカルマークの一種で、文字を横切る斜線ないし横棒である。Unicode の文字名称では、さまざまな長さや方向の線をもつ字がいずれも「WITH STROKE」(ストローク付き)とされている。ただし、ストロークを除いた部分が同じで、線の向きや横切る位置によって区別されるふたつの文字は、どちらかにストロークとは異なる名前が付けられる。例えば、 の名称は L WITH STROKE、 は L WITH BAR となっている。また、 の名称は O WITH STROKE、 の名称は BARRED O である。ストロークの用途はさまざまである。歴史的には省略表記()にストロークに似た多様な記号がつけられることがあった。 など、通貨記号にもしばしばストロークがつく。数字のゼロ(0)にストロークを加えてオーと区別しやすくすることも行われる。単独の斜線については「スラッシュ (記号)」を参照。⌀ (U+2200)は直径、∅ (U+2205)は空集合を表す記号である。ℏ (U+210F)はプランク定数を表す記号である。国際音声記号で軟口蓋化した側面音を表す についているのはチルダであって、ストロークではない。キリル文字の (U+0472, U+0473) は、 (U+04E8, U+04E9) とは異なる。 がモンゴル語や多くのチュルク語で使用されている。円唇中舌半狭母音 を表す。セルビア・クロアチア語のキリル文字表記では、 が使われ、それぞれ , を表す。また、現在の正書法で採用しているところはないが、古いキリル文字には という字があった。キルディン・サーミ語にはよく似た が口蓋化を表すのに使われている。これらの文字について、Unicode の文字名称では STROKE という言葉を使っていない。それ以外のストロークつき文字を使っている言語は以下のものがある。国際音声記号では、単独の補助記号としてはストローク記号は存在しない。ストロークを含む文字には、中舌の , , のほか、 などがある。正式な用法ではないが、しばしば摩擦音の , , のかわりに、対応する破裂音の字に横棒や斜線を加えて表すことがある。スペイン語の発音を表すときにしばしば見られる。
出典:wikipedia
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