石岡南台駅(いしおかみなみだいえき)は、かつて茨城県石岡市南台2丁目1番103にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない廃止された後、関鉄グリーンバスかしてつバスの石岡南台駅停留所として2010年に再開設された。住宅都市整備公団(当時)による南台ニュータウンの開発に併せて開設された。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、無人駅だった。線路はほぼ東西に走り、出口は南側にあった。北側の線路が直線となる一線スルーの構造で、北側の線路に鉾田方面、南側の線路に石岡方面の列車が発着していた。また、ホームの長さは45メートル(2両分の有効長)であり、鹿島鉄道の駅では最もホームの長さが短かった。南側のホームに面して開放的な待合所が設置されており、この脇から北側のホームへの跨線橋が出ていた。跨線橋は螺旋階段で待合所の上部に至り、そこから線路を渡っていた。その他、南側のホームの螺旋階段の下と、北側のホームの東田中方に、それぞれ一棟ずつ小さな待合所が設置されていた。鹿島鉄道で最も新しい駅であった。2009年7月頃には石岡駅から隣駅の東田中駅へ至る中途まで、線路は道床を残して大部分が撤去されており、当駅構内も同様にレールや枕木は残っていない。また、駅名標・時刻表・自動販売機等の設備は撤去され、跨線橋は封鎖されているが、駅舎や南台2丁目自治会が創立10周年記念で贈った時計はそのまま残されている。2010年8月30日、かしてつバス専用道開通に伴い、同位置にバス停留所が開業した。駅南方には、南台ニュータウンが広がる。隣の東田中駅付近が南台の東端に当たる。
出典:wikipedia
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