災害用伝言板(さいがいようでんごんばん)とは、日本国内で震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した場合に、メッセージの伝言板の役割を果たすシステムで、各電話会社(事業者、キャリア)が提供するもの。一種の電子掲示板(BBS)で、災害時の安否情報の確認による電話網の輻輳状態に対処する。2010年3月1日より会社一括検索サービスが始まり、安否情報を一括検索できるようになった。大地震のほか、台風や集中豪雨などによる大規模な風水害発生時(自宅を離れ避難所に避難する状況になった場合)に開設されることが多い。NTTの災害用伝言ダイヤルが開設されると、これに倣う形で、携帯電話会社の災害用伝言板サービスも開設されることが多い。被災地にいるインターネット閲覧機能付き携帯電話・PHS利用者は、目次に当たるトップページにある「災害用伝言板」のページを開けて、そこにある送信フォームへ行き、現在の状態について「無事です」「被害があります」「自宅にいます」「避難所にいます」の4つから選択し、100文字までのコメントを入力する。メッセージを確認する場合は、確認したい人のキャリアの「災害用伝言板」へ行き、安否確認情報を登録したユーザーの携帯電話番号を入力すればメッセージを確認できる。なお、各キャリアの伝言板には他社キャリアの伝言板へのリンクも設置してあり、見つからなかった場合には他社の伝言板を確認するように即される。また、事前に5件までのメールアドレスを登録しておけば、メッセージを入力した際登録したメールアドレスへ自動的に登録通知メールが送信される。全角100文字以下の文字メッセージのほか、静止画、動画、音声ファイルも登録できる(サイズ制限あり)。想定される受信者側の環境(ナローバンド・無線アクセスなど)も考慮した方が良い。被災地の住民は、インターネットから https://www.web171.jp/ へアクセスし、電話番号をキーに現在の状態について、メッセージを入力または登録する。メッセージを確認する場合は、やはりインターネットで https://www.web171.jp/ へアクセスし、情報を登録した住民の電話番号を入力すればメッセージを確認できる。2006年春からは、災害伝言板トップページに「ファミリー割引グループ安否確認」のリンクが表示されてファミリー割引の同一グループ内の携帯電話番号の入力が不要になり、ファミリー割引の同一グループ内のiモード、spモード対応端末には事前登録していなくても登録通知メールが送信されるようになった。次の日時には、体験利用が可能となる。該当日に実際に災害が発生した場合には、体験利用ができなくなることがある。
出典:wikipedia
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