『内村プロデュース』(うちむらプロデュース、英題:produced by UCHIMURA)は、テレビ朝日系列のバラエティ番組。メイン司会は内村光良(ウッチャンナンチャン)。略称「内P(うちピー)」。レギュラー放送期間は2000年4月8日 - 2005年9月26日。レギュラー放送終了後はスペシャル番組として不定期に放送されていた。しかし現在のところ、2008年3月22日の復活1時間スペシャル以降の放送はない。2009年3月22日に昭和女子大学人見記念講堂で「内村プロデュース 最初で最後の大謝恩祭」を開催。このイベントが最後の活動となった。「プロデューサー・内村光良」が毎週独自の手法とコンセプトで様々な事物をプロデュースする番組。放送当初はレギュラー出演者が内村とふかわりょうの2人だけで、「溺死体オーディション」「3代目ブルース・リーオーディション」など、毎週マニアックな企画を放送していた。しかし、三村マサカズ(さまぁ〜ず)がレギュラー入りする頃から若手〜中堅世代のお笑い芸人が多数出演するようになり、それに伴って番組内容も大喜利やコントなどを主体とした構成へと変遷していった。お題に対してフリップに文字や絵で回答する大喜利形式のコーナーをはじめ、シチュエーションのみ用意された場での即興ネタ見せや、アドリブコントなど、出演者に「即興の笑い」が求められるコーナーを主体とする。こうした芸人の実力が問われるような企画内容に加え、芸人同士の和気あいあいとした雰囲気を余さず伝えるような番組製作により、お笑いファンの強い支持を得た。したがって当時の芸人にとっては登竜門のような存在の番組でもある。さまぁ〜ずや有田哲平(くりぃむしちゅー)はこの番組をきっかけに更なる人気を得て地位を確たるものにし、有吉弘行、バナナマン、パラシュート部隊などにとっては当時は数少ないテレビ出演であり、その後の多数のバラエティ番組への進出の下地となった。番組終了後、バナナマンや有吉は多数のレギュラー番組を抱える超売れっ子芸人、パラシュート部隊は2006年にワタナベエンターテインメント九州支部設立に伴い活動の拠点を福岡へ移し、その後福岡を代表する大人気ローカルタレントへと成長した。この他、レギュラー・準レギュラー陣による「劇団プロデョーヌ」で2度の公演を実施。また内村、さまぁ〜ず、TIM、ふかわによる番組内歌手ユニット「NO PLAN」を結成し、アルバム・シングル・DVDをリリース(後述)。2004年5月には中野サンプラザにてライブを開催した。2005年9月26日、テレビ朝日の深夜放送帯の番組改編に伴いレギュラー放送を終了。 番組終了告知後、視聴者からの存続の要望が公式ホームページのBBSなどに殺到し、その反響の大きさから、内村自身が番組終了に対するコメントをホームページに発表するという異例の事態も生じた(現在は削除されている)。レギュラー放送終了以降は、特別番組「内村プロデューススペシャル」として制作(後述)。2006年1月18日には、番組初期の映像を集めたDVD『内村プロデュース 〜創世紀〜』が発売され、オリコンの週間売り上げランキングで初登場1位を記録。その後2010年3月までに計14本のDVDが発売されている。2009年にオリコンが行った「復活して欲しいバラエティ番組」では数ある人気番組を抑え20代1位、男性1位(女性7位)となり、レギュラー放送が終了した後も根強い人気を持つことを証明した。レギュラー放送終了から1年後の2006年11月より、内村とさまぁ~ず、同番組主要スタッフでインターネット番組『内村さまぁ〜ず』(2009年4月より地上波でも放送)がスタートした。『内さま』では2012年7月に放送された内村の誕生日企画の際にふかわが内Pを振り返った手紙を執筆、ゲストMCのバカリズムが代読した。更に2014年にはTIMがゲスト出演し、オープニングトークでは「内Pやっちゃう?」、「ふかわ呼びたい」などの発言がメンバーから飛び出した。また、2011年10月14日にはTBS系列にて内村光良・ふかわりょうが出演し、スタッフも一部共通する『内村TBS』が放送された。また、2015年から日本テレビ系列で不定期放送されている特番「有吉の壁」が同番組をオマージュした企画をやっており、これを受けて三村は自身のTwitterで「オープニングでわかったよ。有吉。お前の内村プロデュース魂。実現に向けてやってるぜ!!」と投稿。これに対して有吉も「はい。好きなんです。。。」と返信。その後、三村は有吉に「ただ俺たちの力だけではどうにもならない力が待ち受けてるかもよ。でも絶対実現するからな!」と返信、更に「テレ朝は内村プロデュースをやらないわけがない!男気に期待しましょう!!」と投稿し、二人共番組復活に対し意欲を見せた。2015年に公開された「内村さまぁ~ずTHE MOVIE エンジェル」にてNO PLANが復活した。内村はこの番組上では「プロデューサー」という肩書きを名乗っているが、企画・演出を担当している訳ではなく(後述の「劇団プロデョーヌ」など、一部企画を除く)、実質的には「司会」である。そのほか、ジャッキー・チェンも「ゆかいな仲間たち」としてゲスト出演したことがある。2003年5月以降は売り出し中の若手女性タレント(グラビアアイドル・女優等)が毎回交替で務めている。番組出演を機に知名度を獲得し人気者になった者も多い。下記3人は複数回出演している常連出演者で、番組打ち上げにも参加したことがあるほど芸人との仲がいい。その他殆どは1回限りのゲスト出演。この他、杏さゆり、熊田曜子、安田美沙子、井上和香、森下千里、夏川純、平山あや、藤井悠、磯山さやかなども数回出演している。また、アシスタントではないものの第211回、スペシャル放送27回の2回で丸川珠代アナウンサーがゲスト出演している。※日付・時刻はテレビ朝日(キー局)における放送日企画名は、基本的に「〜をプロデュース」。身体を動かす機会の少ない出演者たちが様々なスポーツで真剣勝負に挑む。いくつか紹介して種目を選択するパターンもあるが最後のひとつ以外はヤールギュレシュ等世界のびっくり競技等で当然紹介のみであり、基本的に種目は初めから決まっている。毎回一流選手をコーチに招き特訓を行う。企画初期は真っ当に特訓して臨んでいたが、次第に美人アスリートしか呼ばなくなる。大喜利クイズやアフレコなどいつものコーナーを「特訓」とかこつけて行い、その特訓内容をわざとらしく一流選手に説明させて強引に成立させ、結局ほぼ下準備無しのまま数時間後にスポーツ選手(主にエリート小学生チーム)と対決する。コーナー立ち上げから一度も勝った事がなく、通算20連敗。当初から全く勝つ気がない訳ではなく、まれに当人たちも予想外の接戦になることもある。過去チャレンジした種目は水泳、レスリング、ゲートボール、フットサル、アイスホッケー、フェンシングなど。ドッジボールに挑戦した際には、競技中三村が膝を負傷するアクシデントがあった。エンディングはメンバーの誰か一人(主に土田)が敗戦の責任を擦り付けられ、「こののろまが!」などと罵倒されるのが恒例。2001年初夏、内村を座長に常連出演者(さまぁ~ず、TIM、ふかわりょう、出川哲朗、猿岩石、パラシュート部隊、原口あきまさ、おさる)の芸人たちで旗揚げ。命名はジャン・レノが書いた題字に由来する。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を題材にした作品で2度の公演を実施した。各人のスケジュールの合間を縫って稽古を行い、これらの模様も同番組内で様々なお笑い企画を織り交ぜながら放送された。メンバーにダンディ坂野、さがね正裕(X-GUN)、飯尾和樹(ずん)が加入。作・演出は2作とも内村と飯山直樹ディレクター。第2回公演は当初、2002年夏に『宮本武蔵』(吉川英治原作)を上演する予定であったが、権利問題でNHK(大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』)と折り合いがつかず、直前に中止となってしまった。『宮本武蔵』に関しては主役争奪戦など様々な関連企画を番組中で展開し、台詞・殺陣といった稽古もかなり進んでいたため、突然の中止を受けて出演者・スタッフもその後の対応に追われた。ちなみにその後行なわれた『お気に召すまま〜ん』の劇中には、武蔵と小次郎が対決するシーンが半ば強引に挿入されており、出演者・スタッフの無念を晴らす形となっている。2002年春に行なった発展企画。ほぼ楽器未経験のメンバーでオーケストラを結成し、ほんの数時間の練習ののち人前で演奏するという無謀なチャレンジ企画。最後は東京文化短期大学(当時女子大)の卒業式で生演奏を行った。30分時代の人気企画。30分間の収録テープ(通称ベーカム)をノンストップで撮影し、丸々放送する。30分以内に企画を納めるために全編大急ぎで進行しなければならないが、面白くない部分や失敗した部分もすべて放送されてしまう。15分間のコントを事前打ち合わせ無しの完全即興で行い、その一部始終をノーカットで放送する。長年のコント経験を持つ内村ですら頭が真っ白になる恐ろしい企画。2002年9月30日には生放送でアドリブコントを決行した。これは、2002年9月に予定されていた劇団プロデョーヌ公演が直前で中止になったことによる穴埋め企画である。ひとりの芸人の日常生活を隠し撮りで追跡し、プライベートでも「芸人魂」はあるのかどうかを確かめる(という設定のコント)企画。内Pメンバー(チェック隊)はその芸人がとる行動をクイズ形式で予想する。2002年9月30日放送のスペシャルでは、内村光良をターゲットにすると見せかけた、内村Pによるモニタリング中の内Pメンバーへの「逆チェック」ドッキリを決行。また2002年11月4日放送分はアシスタント・徳永有美を隠し撮りし、ニセ番組収録など様々なドッキリを仕掛ける「内P魂チェック隊」を行った。この回の代役アシスタントは徳永と同期の野村真季アナウンサーが務めた。内Pメンバーが助っ人軍団となり様々な困っている人達を助ける(という設定)。しかし色々な店を切り盛りするつもりが、つまみ食いをしたりクイズをしたりなど助っ人の役目を果たしているかは疑わしい。主なものに料理編・ファミリーマート編・TSUTAYA編など。またこれから派生した「開店前野郎」(開店前のお店に潜り込んで遊ぶだけ)という企画もあった。内村と他皆が出発時に歌う歌は一部汽車ポッポの替え歌。「フレッシュな若手芸人と対決し、場合によってはレギュラーを総入れ替えする」を名目に、レギュラー・準レギュラーから成る“内Pチーム”と、ゲストの若手芸人らによる“若手チーム”がクイズ・スポーツ・即興コントなどで対決する。若手チームが優勝しても、必ず内村Pの「レギュラー入れ替えは時期を見て…」というオチの一言で、結局入れ替えはしない。だが品川庄司、ダンディ坂野、ドランクドラゴン、おぎやはぎ、バナナマン、次長課長、アンタッチャブルらは、この「下剋上」出演を機に頻繁にゲスト出演するようになった。過去3回放映。いつもの内村Pの独裁ぶりに業を煮やした三村が反旗を翻し、独自の企画で内村Pと対決。「世の中のあらゆる出来事に目を光らせ、そこに出るクイあるならばどこからともなく現れ、笑いと共に打ちまくる、自分の身の安全を第一に考える男達」。つまりは若手芸人を相手にそのフィールドで対戦して楽しむ趣旨の、「下剋上」と「すごろく」をミックスした企画。メンバーはNO PLANと同じ。その他、わざとらし王・女性視聴率王など。特製のすごろくボードですごろくを行い、出た目の芸能人宅をアポなし(若干予定調和が含まれる)で家庭訪問する。特に若手芸人宅では大声を出したり、家財道具にいたずらをしたり、大切にしているものを壊したり等々、傍若無人にふるまいまくる鬼のような企画。有田哲平宅におけるバーベキュー、原口あきまさ宅における野球などが主なハイライト。有吉弘行が裸で大暴れする「猫男爵」もここから生まれた。稀に丹波哲郎や野村克也などの大物有名人宅を訪問することもある。芸人たちが過去に住んでいたアパートやマンションを訪ね、デビュー当時の思い出に浸る企画。スペシャル版では芸人たちの故郷にまで赴き、出身校など思い出の地を訪ねたり、実家で家庭の味を堪能するなどの企画に発展する。テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション』に出演することを目標にスタート。内村をリーダーに、さまぁ〜ず、TIM、ふかわりょうの合計6人で結成。特別番組を経て2003年12月にアルバム『NO PLAN』でメジャーデビュー。翌2004年1月にあっさりMステ初出演を果たす。3月には2度目のMステ出演、5月に「内P祭り」と称し初ライブも行われた。同年6月、ライブDVDの発売準備中にリーダー内村の音痴が発覚。ペナルティとしてNO PLAN脱退を余儀なくされた。その後新メンバーオーディション(という名の出来レース)を経て、10月に内村がメンバー復帰。2005年6月にシングル『Oh!サマー』、8月3日にはミニアルバム『SUMMER PLAN』を発売し、8月12日に3度目のMステ出演。2006年1月25日にアルバム『LAST PLAN』を発売し、同月27日には4度目のMステ出演。このアルバムをもって一応の「引退」(Mステにおける内村の発言より。しかし『LAST PLAN』内の音源にまだ最後ではないことを匂わせる内村の発言もある)。同アルバム収録の『君の中の少年』は、2006年1月公開の映画『ピーナッツ』の主題歌。このシリーズは2005年6月6日(テレビ朝日での放送日)の放送より、「DEATH WORD」としてスタート。しかし、「DEATH WORD」としての放送は1回きりで、同年6月13日以降はこの企画の第2弾となる「DEATH ACT」がスタート。これがのちにレギュラー後期の企画として定着していった。各回の放送内容は以下の通り。番組のエンディングで出演者全員が「内村プロデュース!!」の掛け声を発することが恒例となっているが、内村の思いつきで突発的に始まったもので、当初から「番組の恒例」と言っていた。毎回やるわけではなく内村の気分次第であった為半年に一回行う程度であった。番組の恒例行事のひとつに、有名人による題字の揮毫がある。これは、内Pの前番組『リングの魂』の題字を空手家の大山倍達が書したことに由来し、6年間続いた『リン魂』を超える長寿番組にしたいという気持ちが込められている。歴代の題字は下記の通り。意図的に「ュ」を削除した4代目を除けば番組名が正しく表記できているのは初代のみである。また、それぞれのタイトルバックは映画好きの内村にちなみ、有名映画配給会社のパロディになっている。11時台進出後しばらくの間、#3より画面右下に表示されるようになった、ウォーターマークのタイトルロゴが使用される(#114:2002年10月7日 - #124:2003年1月6日)。ちなみに、2005年10月23日に放映された『内村プロジェクト』のタイトルロゴは東映のパロディ。※2007年3月19日には1回限りだったが、BS朝日でも再放送扱いで放送された。以下はすべてNO PLANの作品。
出典:wikipedia
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