篠山城(ささやまじょう)は、兵庫県篠山市北新町にある日本の城跡(近世城郭)。篠山盆地の中央部、笹山とよばれる小丘陵に築かれた平山城。国の史跡に指定されている。以後、松井松平家一代、藤井松平家二代、形原松平家五代、青山家六代の居城を経て明治を迎えた。城周辺の整備がすすめられており、2000年(平成12年)4月には二の丸大書院(おおしょいん)が復元された。大書院は一般公開されている。堀に不法投棄される自転車などのゴミや、増える外来種を駆除するために堀の水を抜いて作業するなどして水質を改善する活動が行われている。城は内堀と外堀を有し、内堀内に本丸と二の丸を設ける。外堀の外周は1辺約400mのほぼ正方形で、東・北・南に馬出を設けていた。二の丸を囲む土塀は所々、屏風折りに外側に突き出しており狭間の死角を少なくする工夫がされていた。築城当初より天守台はあるが天守は建設されなかった。これは石垣や堀をはじめとする城の造りがあまりにも堅固すぎることを幕府が懸念したためと伝えられている。三の丸内に上級武士、外堀沿いに中級・下級武士、外堀南に足軽長屋、街道沿いに町や社寺が配置された。三の丸は現在三の丸広場になっておりデカンショ祭や篠山ABCマラソンのスタート・ゴール地点などの催し物にも使用されている。外堀沿いには桜が約1000本、植えられている。これは1915年(大正4年)、篠山町青年会が大正天皇即位を記念して東堀に植樹した事に始まる。馬出の遺構がよく遺っており、1956年(昭和31年)12月28日国の史跡に指定された。いずれの門か不明だが市内金照寺に山門として移築現存している。兵庫県篠山市北新町2-3(大書院所在地)JR福知山線篠山口駅より、神姫バスで15分、二階町下車、南へ300m。城の北側に市営駐車場あり。
出典:wikipedia
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