カリャリ県()は、イタリア共和国サルデーニャ自治州に属する県の一つ。県都のカリャリ(カリアリ)はサルデーニャ自治州の州都でもある。カリャリ県には、サルデーニャ島の人口の約1/3が居住する。2016年9月現在、サルデーニャ州では県級行政区画統廃合のプロセスが進められており、地方自治上は過渡期にある。2016年2月に、カリャリ市周辺が大都市()に位置づけられて が設置され、その他の地域は新設の に組み込まれた。標準イタリア語以外の言語では以下の名称が用いられる。サルデーニャ自治州の南部に位置する県。東と南はティレニア海(地中海の一部)に面しており、南部はカリャリ湾が入り込んでいる。県都カリャリは県域の中央部、カリャリ湾の湾奥に所在しており、オリスターノの南東約89km、ヌーオロの南約123km、サッサリの南南東約174km、首都ローマの南東約410kmに位置する。2005年の行政区画の再編により、当時の県域の西部をカルボーニア=イグレージアス県、北西部をメディオ・カンピダーノ県として分離した一方、ヌーオロ県からイジーリなど13のコムーネを編入している。カリャリ県はサルデーニャ州最大の面積を持つ県である。隣接する県は以下の通り。カリャリ周辺のカリャリ都市圏には、サルデーニャ島の人口の約1/4にあたる約42万人が暮らす。海沿いの街であることから水産物が豊富に捕れる。1620年創立のカリャリ大学がある。カリャリ県には71のコムーネが属する。主要なコムーネ(人口上位10位)は下表の通り。左端の数字はISTATコードを示す。人口は2011年1月1日現在。右の地図中の番号は、コムーネのISTATコード下3桁を示す。下表に掲げた主要なコムーネのうち、地図中に名称を記さなかったものについては、番号を太字で示した。カリャリ県は海産物に恵まれているが、ボラの卵巣を塩漬けにしたボッタルガ(日本の「カラスミ」に相当する)は名産として知られる。イタリアではボラに限らず、マグロなどの卵巣を塩漬けにしたものも「ボッタルガ」と呼ばれる。イタリアワインの産地でもある。県域では、原産地統制呼称(DOC)の指定を受けた多くのワインが生産されている。主要なものは以下の通り。
出典:wikipedia
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