APレーシング("AP Racing" )は、イギリス、ウェスト・ミッドランズ コヴェントリーに本社を置く、モータースポーツなどハイパフォーマンス用途に特化した自動車・二輪車用ディスクブレーキ、クラッチのメーカー。母体となったオートモーティブプロダクト("Automotive Products"、以下AP)は、自動車部品サプライヤーとしてAPロッキードをブレーキのブランドとして展開していた。APは経営の悪化から2000年にアフターマーケット向け部門およびロッキードブランド(航空機会社のロッキードが由来)をデルファイへ売却するとともにモータースポーツ部門をAPレーシングとして独立させブレンボに売却した。部門やブランド移転後、デルファイはデルファイ・ロッキードブランド、APは2003年以降(AP)ディクセルブランド、を用いてブレーキ部品を供給しており、ブレンボはAPレーシングを個別のブランドとして運営している。これら3ブランドの間において資本や技術提携の関係はない。シングルシーターでは、F1、インディ、F3000やF3などに、ツーリングカーでは、SUPER GT、DTM、WTCCなどに供給されている。日本国内での正規販売は、株式会社ニコル・レーシング・ジャパンが行っている。1971年南アフリカGPにおいて、フェラーリ312Bを駆るマリオ・アンドレッティがAPレーシングにとって初優勝を果たした。現在はルノー、ウィリアムズ、フォース・インディアにブレーキキャリパーを供給するほか、フェラーリなど多くのチームにもクラッチが供給されている。
出典:wikipedia
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