北越急行株式会社（ほくえつきゅうこう、）は、新潟県でほくほく線を運営する第三セクター方式の鉄道会社。本社は新潟県南魚沼市六日町2902番地1に所在。以下は北越急行所有車下記の運賃・料金はいずれも2014年4月1日現在。大人普通旅客運賃（小児半額・10円未満切り上げ）大人特急料金（小児半額・10円未満切り上げ）大人急行料金（小児半額・10円未満切り上げ）大人座席指定料金（小児半額・10円未満切り上げ）グリーン料金（小児同額）寝台料金（小児同額）乗車券や特急券については通過連絡の扱いがされており、「はくたか」でほくほく線を挟んで越後湯沢と直江津・北陸方面を乗車する場合、六日町および犀潟までのJR線のキロ数によって算出された運賃・料金に六日町 - 犀潟間のほくほく線運賃・料金を足した額となる。なお、上越新幹線の越後湯沢駅で新幹線列車と「はくたか」を乗り換える場合のJR分の特急料金については、新幹線の乗り継ぎ割引の対象となっていた。なお、東京・大宮方面から北陸方面への往復については、上越新幹線や「はくたか」が利用できる特別企画乗車券「北陸フリー乗車券」がJR東日本から通年（利用期間の制限なし）で発売されていたが、ほくほく線内を含むフリーエリア以外での途中下車はできない。他のJRの特別企画乗車券でも、週末パスや、えちごツーデーパスなど、ほくほく線に乗車可能なものがある。開業から1年後、『電車でGO!』シリーズに、ほくほく線全区間および乗り入れ区間が収録された。この他に模型や玩具など多数の商品化が行われている。2015年3月14日に北陸新幹線が金沢駅まで開業するまでの間は北陸対東京間の重要な連絡路線になっているが、その後は利用客が激減することが予想されている。同新幹線が金沢駅まで開業した時点で北陸本線の金沢駅 - 直江津駅間は第三セクター鉄道となり、ほくほく線から同区間に直通して運行されている「はくたか」などの特急列車も廃止されることが2014年8月27日に正式に発表された。なお北越急行社長の大熊孝夫はこの2014年までに「内部留保を100億円以上にすることを目指している」旨を述べていたが、2012年度決算にて内部留保100億円を超える事に成功したと発表した。2015年決算では開業以来初の赤字転落となった。当面は内部留保を切り崩しながら30年は営業できる見通しである。これまで東京対北陸の広域輸送を担ってきた特急「はくたか」によって収益率トップの座を頑なに守ってきたが、赤字転落によって北越急行と同じくJRに直通し、京阪神・山陽地区から山陰への広域輸送を担う特急「スーパーはくと」や「スーパーいなば」を運行する兵庫県・岡山県・鳥取県の智頭急行に収益率トップの座を明け渡した。特急「はくたか」廃止後は新たな収入源を模索していたが、ほくほく線六日町駅 - うらがわら駅間にて宅配便の荷物を輸送することで佐川急便と合意した。2016年秋にも、同区間で1日1往復だが「貨客混載」を始める予定。

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