肝吸い（きもすい）は、具にウナギの内臓を入れた吸い物。「肝」という字を用いるが肝臓ではなく、胃を中心とした腎臓や腸の一部が付着した部位が用いられる。味噌などを入れない「澄まし汁」が多く、麩（ふ）なども具に入れる。鰻丼や鰻重と共に供されることが多い。蒲焼に使われる部分に比べて脂肪分が少ないため、吸い物に適していると考えられる。

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