タイ貢献党(タイこうけんとう、、Phak Pheu Thai、略称:PT、)は、タイ王国の政党。新党プアタイあるいはプアタイ党と日本語表記されることもある。タクシン・チナワットが結成したタイ愛国党の流れをくむ国民の力党を前身とするタクシン派の政党である。民主党と共に二大政党制を構成する。タクシン派の政党である国民の力党に対して、タイ憲法裁判所で解党命令が出されることを見越して、同派の議員の受け皿となるべく2008年に設立された。2008年12月2日、国民の力党が選挙中の違法行為を理由にタイ憲法裁判所によって解党を命じられると、12月3日、タイ貢献党に旧国民の力党所属国会議員のうち80名が参加を表明した。タクシン派(タイ愛国党→国民の力党)の、事実上の後継政党である。12月7日には、新たに党執行部が選出され、党首にはヨンユット・ウィチャイディット党首代行が正式に選出された。国民の力党解党判決に伴う公民権停止処分を免れた所属国会議員213名中、約190名の議員の移籍が見込まれていた。12月15日に、下院の臨時議会にて、野党であった民主党党首のアピシット・ウェーチャチーワが、旧連立与党のうち国家貢献党、旧タイ国民党(タイ国民発展党が後継)、旧中道主義党(タイ誇り党が後継)、タイ団結国家開発党と、旧国民の力党ネウィン派(タイ貢献党に不参加の派閥)の賛同を受け、首相に選出された。そのため、タクシン派は7年ぶりに野党に転じた。2011年7月3日に施行された国民議会の人民代表院総選挙にて過半数となる265議席を獲得し、2年半ぶりに政権を奪回した。同年8月5日、党代表のタクシン元首相の妹であるインラック・シナワトラが首相に就任した。インラック政権で副首相兼内相を務めていたヨンユット・ウィチャイディット党首は、内務省高官時代における土地の不正取引に関与したとの指摘を受け、2012年10月4日に党首と議員を辞職した。同月30日に行われた臨時党大会で、幹事長であるジャルポン・ルァンスワンを新たな党首に選出した。2014年5月に起きた軍事クーデターの後、ジャルポン・ルァンスワンがクーデターに事実上ボイコットする形で党首を辞任。のちに、ウィロート・パオインが党首代理となった。
出典:wikipedia
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