『スーパーマリオコレクション』(Super Mario Collection、欧米では"Super Mario All-Stars")は、ファミリーコンピュータの発売10周年(発売日の翌日がちょうど10周年でもある)を記念して、1993年7月14日にスーパーファミコン用のアクションゲームとして任天堂が発売したゲームソフト。略称は「マリコレ」。販売本数約212万本。リメイク作品の中では単品において最も売れたソフトである。2010年10月21日には『スーパーマリオブラザーズ』の発売25周年を記念してWiiへの移植版が発売された。ファミリーコンピュータ(FC)で発売された以下のマリオシリーズ4作品が、グラフィックやサウンドをパワーアップして収録されている。欧米では『Super Mario All-Stars』に改題された他、日本と同様の4作品収録の通常版とは別に、Super NES(スーパーファミコン)本体同梱限定版として『スーパーマリオワールド』のリメイク版を追加したバージョンも発売された。また、欧米では日本における『スーパーマリオUSA』が"Super Mario Bros. 2"として発売されており、それまで日本での『スーパーマリオブラザーズ2』が未発売となっていたが、今回欧米で初登場となり、その際にタイトルが "Super Mario Bros.: The Lost Levels" に改題されている。後にゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス』シリーズは、『アドバンス1』が本作『コレクション』に収録されたリメイク版『USA』を、『アドバンス4』が本作のリメイク版『3』をそれぞれベースにして、さらに追加要素を加えた移植となっている。オリジナルのFC版・ディスクシステム版に比べ、全般的に、グラフィックの描き直しや音楽のアレンジが行われているほか、『スーパーマリオワールド』同様、ゲームデータをセーブし、電源を切ってもセーブしたワールドから再スタートできるようになっている。ゲーム開始時には『1』『2』『USA』『3』のパッケージイラストが表示され、選んだ各タイトルごとにそれぞれ独立したファイルA・B・C・Dの4つのセーブデータから選択してスタートする。また、『USA』以外にもタイトル画面に専用のBGMが用意され、それぞれ別の曲だが、『USA』のタイトルBGMも含め全て『1』『2』の水中ステージのBGMのアレンジとなっている。ゲーム中の効果音は主に『スーパーマリオワールド』のものが使用されている。セーブデータには、4タイトル×4データでそれぞれ別々に、プレイヤー数(『1』と『3』)・残り人数・もっとも進んだワールド(『2』のみエリア単位)・所持アイテム(『3』)・キャラ別のクリアしたエリアの数(『USA』)などがセーブされる。また、『1』と『2』はハイスコアも同時にセーブが行われる。一度決定してしまったプレイヤー数は、そのセーブデータを消去しない限り変更できない。なお、別タイトルのセーブデータは全て独立しているため、全タイトルを同じ箇所のセーブデータでクリアしても特典などはない。全体的に敵の攻撃がオリジナル版よりも正確になっている。操作方法は、『スーパーマリオワールド』と同じくBジャンプ・Yダッシュの「タイプA」、FC版と同じAジャンプ・Bダッシュの「タイプB」の2種類から選択可能。変更されるのはBボタンの操作のみで、X・Yボタンは常にダッシュ、Aボタンは常にジャンプとして扱われる。初期状態では「タイプA」に割り振られている。その他の変更点を以下に示す。日本国外のSFCにあたるSNES本体セット "Mario Set" に同梱された限定版 "Super Mario All-Stars + Super Mario World" に収録、日本未発売。以下は、『任天堂公式ガイドブック スーパーマリオコレクション』(ISBN 4-09-102444-0 / 小学館、1993年8月)より。『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』は、2010年10月21日に発売されたWii用ソフト。スーパーマリオ25周年キャンペーン(2010年9月13日 - 2011年1月10日)の一環として期間限定生産として販売された。初回限定生産ではないので、品切れで手に入ることができなくても期間内であれば再出荷されるので手に入れることはできるが、現在はキャンペーン終了となっているので店頭での在庫限りとなっている。『スーパーマリオコレクション』の復刻移植版に加え、ブックレットとCDが入っている『スーパーマリオヒストリー 1985-2010』が同梱される。対応コントローラは、バーチャルコンソールのスーパーファミコンとNINTENDO64はWiiリモコンだけでは遊べないのに対して、Wiiの本作はバーチャルコンソールのスーパーファミコンと同様にクラシックコントローラとニンテンドーゲームキューブコントローラに加え、Wiiリモコン(横持ち)にも対応されてファミコン版と同じ感覚でプレイできる。相違点は、ポケモンショック(スーパーファミコン版の発売から4年後の1997年12月16日に発生)から約13年後に発売をしたため、フラッシュ表現に関係されている場面を全てスローモーション化や点滅エフェクト(例、『USA』の爆弾の爆発時のフラッシュなど)などに変更されている。また、ワイド表示(16:9)の場合、『大乱闘スマッシュブラザーズX』の名作トライアルのバーチャルコンソールの体験版と同様、左右に黒枠が付くピラーボックス表示となる。復刻移植版のため、ゲーム内容はスーパーファミコン版とほぼ同じである。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。