ことでんバス株式会社は、香川県高松市に本社のあるバス会社である。高松琴平電気鉄道(ことでん)の連結子会社で、2001年12月にことでんが経営破綻した時に、琴電とともに民事再生法適用を高松地裁に申請し、現在経営再建中である。なお、裁判所に提出した民事再生計画はすでに完了している。愛称は、以前は旧社名と同じコトデンバスだったが、民事再生法適用申請後イメージ一新を図るためにからコトデンの部分を平仮名書きにしたことでんバスに改め、2005年6月に社名もことでんバスに変更した。2005年2月2日に中・四国地方の鉄道・バスでは初の非接触式ICカードシステムIruCa(イルカ)を導入(高松琴平電気鉄道と同時導入)した。2006年1月10日の高松市への周辺6町(2005年9月26日に合併した塩江町を含む)の編入合併により、全路線が1停留所(大学病院は三木町)を除いて高松市内のみを走る。(のりば:高松駅3番)停留所など各種案内には「高松空港連絡特急バス」と標記されることもある。一方、車両には「Airport Limousine」のロゴとともに、ことちゃん・ことみちゃんがラッピングされたバスが運用されている。空港リムジンバスの回送を兼ねて、いずれも平日のみ朝の高松駅行および夕方から夜間の高松空港行がともに3本、瓦町天満屋を経由しないリムジンバスと同ルートで運行されるが、途中の停留所は乗降とも可能。空港通り一宮 - 高松空港間にウイングポート(マルヨシセンターを核とした香川町商業協同組合の商業施設)停留所があり、1ヶ月につきウイングポートのお買い物券3000円分を購入することでウイングポート内にあるパーク&ライドの駐車場を利用することができる。瓦町ののりば表記は下り便のもの。上り便はすべて5番。いずれも定期乗車券の取扱いはない。市民病院ループバス、まちなかループバスを除き、定期乗車券の取扱いはない。受託運行路線のうち綾川町営バスではIruCaは使用できない。高徳特急バスは除く。乗り入れ中止時点の市町名で記す。綾歌町・満濃町・琴平町は琴平線のみの乗り入れだった。この琴平線は琴平街道(現在の香川県道266号勅使室新線・香川県道282号高松琴平線)を延々と走る路線で、岡本駅以南は鉄道線と完全に並行していた。自社での高速バスの運行は行っておらず、四国高速バスが運行している路線、及び同社が予約を引き受けている他社路線の発券のみを行っている。四国高速バスの項を参照のこと。IruCa関連機器、合成音声式放送装置、ノンステップバスの導入には、国土交通省の公共交通利用円滑化補助制度の適用を受け、国・県・市・町が一定の比率でその費用を補助している。しかし、民事再生法の適用を受けていた時期に実施されたIruCaシステムの導入、合成音声式放送装置の更新において、同社ではの事業者負担費用をまかないきれないため、香川県と周辺市町の話し合いにより、特別補助が実施された。高松琴平電気鉄道同様、イルカボックスで利用者からの意見・苦情を常時受け付けている。返答は高松築港駅前・瓦町駅のバス案内所に掲出されている。以下、主要な経営努力を掲載する。
出典:wikipedia
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