O′NO 99(オーノー99)はカードゲームの1つ。米 International Games, Inc. により1987年に発案・発売され、日本ではトミー(TOMY)により輸入・発売されていた。各プレイヤーは自分の番が来るごとに、数字の書かれた札(カード)を場に捨てていく。場に捨てられた(出された)札の数字の合計を99以上にしたプレイヤーが負けとなるゲーム。54枚カードセットの内容:まず、一式のカードをよくきった後で各プレイヤーに4枚ずつ配り、プレイヤーのプレイ順を決めてから開始する。プレイヤーは自分の順番がきたときに、手持ちの4枚のうち1枚を選んで場に捨て(出し)、そのあとで、伏せておいた山札から一番上の札を1枚取って自分の手札にする。なお、各プレイヤーは自分が場にカードを捨てるごとに、ゲーム開始時から場に捨てられていったカードに書かれた数の合計を宣言する。プレイ開始時は、場にはカードがないので場の数の合計は「0」である。ここで、最初のプレイヤーが「6」カードを捨てれば合計は「6」、さらに次のプレイヤーが「10」カードを捨てれば合計は「16」…という具合に増えていく。概要の節にて先述したように、この「場の合計」を99以上にしてしまったプレイヤーが負けとなる。「-10」カードは、出されたときに場の合計数から文字通り10引くカードである。このカードはゲーム開始時にまっさきに捨ててもよく、そのときの場の合計数は「-10」である。以上のゲームの流れから、1局におけるゲームの勝敗は次の2パターンのどちらかで決まる。ゲーム開始から、誰かが場の合計を99以上にして勝敗が決まるまでを1局とすると、1局は2~5分程度で終わる。この1局で決まるのは敗者1人のみであるため、このゲームによって順位を決定するには、数局ほどゲームを行う必要がある。チップはその目的ために利用される。ゲーム開始時に各プレイヤーはチップを3枚持ち、1局のゲームにおける敗者がチップを一枚返却するルールになっている。何局かゲームを行い、手持ちのチップがなくなってからさらに1局負けたプレイヤーから順に、ゲームから退場することになり、最後に残ったプレイヤーがゲームの勝者となる。また、チップ制でなく点数制により、数局のゲームで順位をつけるルールもある。もとよりチップを使わなくても楽しめるゲームである。ゲーム終盤は場の合計数が「95」「98」など、数字カードが出しづらい(あるいは出したら負けの)状況になり、Hold カードや Reverse カードなど場の数を増やさなくて済む役カードに需要が集中する。そのため、場の合計数が小さいゲーム序盤にできるだけ数カード(特に「10」カード)を捨て、そのあいだに山札から役カードを引いてストックしておきたい。「-10」カードはたしかに自分の番でのピンチに役立ち、終盤の争いを緩和することができるが、次の順番のプレイヤーにゆとりを与えてしまう。できれば Double play カードが出されたときに「10」カードと併用して使いたい。なお、「2」や「3」のような数の小さいカードは、終盤において場の数が「94」「96」のような少しだけ余裕のあるときに捨てることで、次の番のプレイヤーにプレッシャーを与えることができる。このゲームの正式名称は「オーノー99(オーノーナインティナイン)」であるが、色々な呼び名があり一般的には「オノ」「ONO」「ONO99」と表現されることが多い。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。