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重甲ビーファイター

『重甲ビーファイター』(じゅうこうビーファイター)は、1995年(平成7年)2月5日から1996年(平成8年)2月25日までテレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30(JST)に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビ番組、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「メタルヒーローシリーズ」の第14作目に当たる。野心作だった前作『ブルースワット』が広く視聴者に受け入れられなかったことから本作品ではその反省を活かし、レスキューポリスシリーズから始まる一連の流れをリセットする形で「変身ヒーローと異次元からきた侵略者の対決」というシンプルな構図に回帰した。これ以前のメタルヒーローはスーパー戦隊シリーズより対象年齢が高く意識されることが多かったが、本作品ではスーパー戦隊と同じ3-5歳男児に引き下げられた。本作品以降のメタルヒーローの対象年齢は、基本的に戦隊と同じである。本作品の全53話(レギュラー51話+特別編2話)という総話数は、メタルヒーローシリーズの中では『特救指令ソルブレイン』と並ぶ最長話数であり、劇場版も含めると最多の作品が制作された作品である。続編である『ビーファイターカブト』は本作品の戦いから5年後の設定である。必殺技描写や大型メカニック、戦闘シーンの舞台として登場する異次元空間「ガオームゾーン」の設定など、メタルヒーローの原点である宇宙刑事シリーズを強く意識する一方、シリーズ初の小道具による変身やコミカルなネーミングの怪人などスーパー戦隊シリーズのカラーも導入された。また、仮面ライダーシリーズの専売特許だった「昆虫」のモチーフも織り込まれており、そういった意味では東映3大特撮ヒーローシリーズの特徴を併せ持った作品である。これまでのメタルヒーローシリーズの主人公たちには『時空戦士スピルバン』を除けば、刑事・ロボット・忍者・サイボーグ・レスキュー隊といった何らかの「初めから戦闘に慣れている・長けている戦士」の要素があったが、本作品の主人公たちは自然を愛するごく普通の若者として設定されている。前半では主人公三人が何れも学者という設定から、作品自体理知的で地味な雰囲気が強かった。しかし、意図しなかったとはいえ新レギュラー・鷹取舞の明るいはじけたキャラクター、それと正反対な陰の属性を持つ後半のライバルキャラ・ブラックビートは作品の雰囲気をも強く変えていった。後半に向かうに従って主人公以外の敵幹部のみならず果ては向井博士まで大活躍、終盤はセントパピリアを巡るジャマールの内紛と幹部の離反、宿命に翻弄された拓也の戦線離脱、組織壊滅で終わらない最終決戦と勢いを衰えさせることなく一年を完走した。玩具的にも満を持しての昆虫をモチーフにしたということもあって、年間を通して好調でシリーズ化を果たすほどの成功を収めた。『ブルースワット』の演出だった各話冒頭と終わりと次回予告冒頭にくるタイトルスペースは本作品でも設けられており、サブタイトルは番組のタイトルロゴが崩れた後に表示され、終わりは番組ロゴの左下に「つづく」と表示された。またアイキャッチもそれまでのヒーローのシンボルマークや英文字をロゴ化したものではなく、番組のタイトルロゴが形成される演出であった。本作品では物語中盤にてメンバーの交代劇が織り込まれているが、これは当初の予定ではなく、羽山麗役の葉月レイナが撮影中に負傷したことが理由である。プロデューサーには、前作まで手掛けている堀長文も名を連ねているが、実質的には「東映不思議コメディーシリーズ」を手がけてきた日笠淳が中心となって制作が進められた。メインライターは前作から引き続き宮下隼一、その他扇澤延男、鷺山京子などが執筆しているが、昨年と違いライターが少数に固定されたローテーションとなった。本作品で最終2話の脚本を手がけた小林靖子のインタビューによれば、このローテーションは当時東映上層部より「東映は新人養成学校じゃない」と一喝されたことにより、それまでの作品に携わっていた新人ライターの多くが一掃されたことに起因している。しかし当時新人の小林は先輩である鷺山の名を借りて作品を発表しており、2010年8月発売の『東映ヒーローMAX』にて、その話が第11話『怒りロボ大暴走』であることを明かしている。監督ローテーションは日笠プロデューサーの意向が強く反映されたものとなった。パイロット版(1、2話)の監督には日笠も携わった『宇宙刑事シャイダー』以来の澤井信一郎が起用されている。本作品にはその他、監督としてはシリーズ初登板となる渡辺勝也が参加。また『宇宙刑事ギャバン』に助監督として参加していた坂本太郎や、『特捜ロボ ジャンパーソン』にて本編監督デビューを果たした金田治も初のレギュラー監督として活躍している。このうち後者は、『ジャンパーソン』での金田演出の質の高さに圧倒された結果、本シリーズに参加してもらうことになったことを、当時の雑誌インタビューにて日笠プロデューサーが明かしている。キャラクターデザインにはマイケル原腸を始め、大畑晃一や原田吉朗など過去に東映特撮と縁のある面々が起用された。このうち、岡本英郎を除く4名は同時期に放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』にも並行して参加している。音楽面では、劇中音楽を『忍者戦隊カクレンジャー』よりスライドする形で川村栄二が、主題歌の作詞・作曲を『真・仮面ライダー 序章』以来となる宇崎竜童・阿木燿子夫妻が担当。また本作品の主題歌・挿入歌のうち、『黒き十字架 BLACK BEET.』を除く9曲の編曲を石田勝範が、全曲の歌唱を石原慎一が手がけている。川村作曲の劇中音楽は、他の特撮作品からもいくつか流用されている。地球上の各地で大量の昆虫が異常発生する現象が頻発した。その調査でジャングルを訪れた甲斐拓也は、洞窟の中で昆虫界の長老グルと出会い、それが侵略者襲来の前兆であることを聞かされた。拓也からそのことを聞いた向井博士は侵略者の存在を政府に訴えるが全く相手にされず、仕方なく自分たちだけでも戦うことを決める。やがて老師の予言通り、異次元から侵略者組織ジャマールが現れた。昆虫たちは必死にジャマールに挑むが、その圧倒的な戦力の前に次々と倒されていった。一方、精魂込めて開発していたアーマーがなかなか起動せず、苛立ちを募らせていた拓也と博士の元に老師が現れ、アーマーに昆虫の精を融合させインセクトアーマーを完成させる。拓也と、勇敢にもジャマールに反抗した2人の若者・片霧大作と羽山麗がその適合者に選ばれ、人間の最先端科学と昆虫の未知の力を併せ持った3人の昆虫戦士ビーファイターが誕生、異次元軍団ジャマールに挑戦状を叩き付けた。人間の最新科学と昆虫族の未知の力との融合で生まれた戦士たち。変身アイテムビーコマンダーにより「重甲(じゅうこう)!!」のキーワードと共に強化服インセクトアーマーを装着する。3種類のインセクトアーマーはいずれも甲虫類(ビートル)がモチーフとなっている。あらゆる次元を侵略し続ける異次元の戦闘集団。首領ガオーム以下、合成獣軍団、戦闘メカ軍団、傭兵軍団の3つの軍団で構成される。アースアカデミア日本支部で開発中だったプロトタイプアーマーに、老師グルが昆虫の精を吹き込んで作り出した、昆虫の力と科学が融合した強化服。人間と一体化することで起動する外骨格生体甲冑であり、キチンを元に作られた疑似甲殻細胞にチタン・タングステン等の金属イオンを吸着させ、特殊硬化させたインセクタイトが外装甲として用いられている。大気中から吸収したイオンエネルギーが内部でプラズマ化して動力源となる。アーマー自体が心を持っており、変身する人間を自ら選ぶ。昆虫の力を持つため、機械を操る電波の影響も受けないが、昆虫の天敵である食虫植物の花粉や寒さには弱い。『ビーファイターカブト』では、ネオインセクトアーマーの手本になった。ヘビューザに噛まれた際に毒液を注入されたことにより、装着者の意に反して操られ、同士討ちに追い込まれたこともある。またダーグリフォン戦では超高周波発生装置が故障したため、改良を加えられソニックフラップ・光の波動が使えるようになった。アースアカデミアによって開発されたマシン。アースアカデミア日本支部の敷地内に作られた重甲基地より発進する。操縦にはインセクトアーマーからの昆虫エネルギーを使うため、重甲前での操縦は不可能。全て巨大マシンゆえ、パトロールや平時の移動には通常のバイクを使用する。『ビーファイターカブト』では、ネオビートマシンのベースとなったことが明かされている。特別篇のみのゲストは#特別篇を参照。全曲石原慎一の歌唱。CDの発売元だったフォルテミュージックエンタテインメントがサウンドトラックアルバムの発売後に解散したため、追加で制作されたシングル『黒き十字架 BLACK BEET.』とサウンドトラックアルバムに未収録の曲を中心に選曲されたアルバム『東映メタルヒーロー バトルミュージックコレクション1』は日本コロムビアからの発売となった。この他、第52話では『ブルースワット』の挿入歌「友情超ファイター」が使われている。本作品では第51話で本編の最終回を描き、残る2話分を特別篇『集結!! 3大英雄』『翔け!! 英雄達』として制作している。この特別篇ではシリーズ前作『ブルースワット』および前々作『特捜ロボ ジャンパーソン』の登場人物がビーファイターと共演し、『機動刑事ジバン』以来メタルヒーローシリーズに関わってきた堀長文プロデューサーを送り出した。これはファンサービス的に制作されたものであり、前作、前々作との世界観の共有が公式に言及されているわけではない。また、同時期に放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』も、この年からスタートしたオリジナルビデオシリーズ(『スーパー戦隊Vシネマ』)で前作ヒーローと競演している。土門は1995年に公開された『きけ、わだつみの声 Last Friends』に出演する都合上、この時髭を生やしていた。そのためその土門演じるシグも、特別篇において髭を生やさざるを得なくなった。作中、ショウらから怪訝に思われ、「最近はえるようになったんですよ。何かおかしいですか?」と説明するといった演出がなされた。特別篇に登場するガンギブソンの声はオリジナルキャストの鳥居賞也ではなく、松本大が担当した。これは鳥居が当時フランスへ留学していた為であり、後年、鳥居はビーファイターにガンギブソンが登場するとは知らなかったと述懐している。52話のラストにつけられる最終話の予告編は、例年通り同時ネット地域向けの前半15秒が『ビーファイター』最終回予告・後半15秒が後番組『ビーファイターカブト』の新番組予告のものと、遅れネットおよび再放送向けの30秒全編が最終回予告の2通りが製作された。ビデオソフトに収録された予告編は、30秒バージョンの最終回予告映像に本放送用のシネテープの音声が使用されており、『ビーファイターカブト』レギュラーの山口良一が新番組を紹介するナレーションに合わせて3大ヒーローが必殺砲を放つという異様なものになってしまった。なお、『特捜ロボ ジャンパーソン』のビデオソフトに収録されている10話から12話までの予告編でも同じ状況が起こっている。DVDでは映像・音声ともに30秒版のものが収録されているが、フィルムのサウンドトラックの音声になっている。上の他、再生怪人軍団としてイルバとガガモスも登場。徳間書店『テレビランド』1995年3月号 - 1997年2月号にかけて、ビーファイターシリーズの漫画が連載されている(作画:Moo.念平)。『ビーファイターカブト』の漫画版では月面決戦でテレビ版では実現しなかったビーファイターが10人勢ぞろいする。後に2003年にスタジオDNA(現:一迅社)から『ビーファイターカブト』と併せた形で単行本として発売された。単行本には甲斐拓也役の土屋大輔の特別寄稿が収録されている。戦隊シリーズの特撮シーンを流用したアメリカ版『パワーレンジャー』のヒットを受けて、『ビーファイター』も同様のスタイルの作品『ビートルボーグ』としてアメリカで放送された。お化け屋敷の主人から力を貰った少年たちが変身するという設定で、名称は「ブルースティンガー(ブルービート)」「グリーンハンター(ジースタッグ)」「レッドスティンガー(レッドル)」「シャドーボーグ(ブラックビート)」に変更されている。詳細については当該項目を参照。

出典:wikipedia

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