『真田十勇士』(さなだじゅうゆうし)は、1988年6月27日にコトブキシステム(ケムコ)より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。2005年に携帯電話各機種用のアプリにも移植されている。プレイヤーは上田城主・真田昌幸の命を受けた真田幸村となり、日本各地にいる真田十勇士を集め、仇敵・徳川家康を討ち取るのが目的。経験値の概念がなく真田軍は戦闘時に敵兵を説得し味方につけて行くことにより強化される。フィールドマップ形式のRPGでランダムエンカウントで現れる敵兵と戦闘や説得を行いながら自軍を強化。十勇士達の持つ固有の得意技を使いながら、各地のイベントを進めていく。幸村と十勇士はそれぞれ率いる兵科が決められており、説得しやすい敵兵科と、戦闘の際に得手不得手とする兵科が設定されている。また率いる兵には忠誠度が設定されており、戦闘を命じたり新規に兵を補充すると低下していく。忠誠度が下がると攻撃力が低下していき、0になると謀叛を起こし真田軍との強制戦闘になるため、定期的に兵糧を俸禄として与え忠誠度を保つ必要がある。ゲーム内で売買される兵糧・武器の価格は変動相場制でプレイ時間の経過によりランダムで上下する他、場所によってもその価格が異なる。このため相場を利用した資金稼ぎも可能ではあるが、瞬時にマップ移動する方法が無いため売買する箇所が離れていると、時間経過で相場が再変動し、金稼ぎができなくなる場合もある。敵兵と遭遇すると敵が前口上を述べ、その後プレイヤーが戦うか、説得するか、退却するかを選択。戦う場合、相性によって大きく戦闘結果が異なり、不得手な兵科を相手にすると最大兵力である250人で挑んでも殆ど敵兵を減らすことができず、反撃で大損害を被る。また兵士数=HPであるため、兵士数が0になるとその武将は戦闘不能となり、幸村と十勇士達の兵が全滅した場合、上田城に強制送還されるが、ペナルティなどは特に無い。説得する場合も、相性によって成否が異なり説得に失敗した場合、敵から攻撃を受けてしまう。説得に成功した場合、自軍に引き入れる兵士数と、誰の配下になるかを選択する。この時、旗本侍を幸村隊に、甲賀忍者を望月もしくは佐助隊に引き入れるなど双方の兵科が一致した場合、兵糧を消費するだけで味方にすることができるが、兵科に相違があった場合、兵糧に加え、引き入れる兵と同数の武器が必要となる他、訓練から脱落し数名の兵が脱走してしまう。また武器が無い場合、「仲間にはなれぬ」として交渉打ち切りとなり、そのまま戦闘終了となる。なお敵が家康の手下であった場合、相性に関係なく説得に失敗しやすくなる。
出典:wikipedia
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