『Get Ride! アムドライバー』(ゲットライド アムドライバー)は、2004年4月5日から2005年3月28日までテレビ東京系で放送されていたスタジオディーン制作のアニメ及び、コナミから販売されていた番組の玩具シリーズの名称である。『月刊コロコロコミック』で漫画版も連載された。NASはこれまでに漫画やゲーム等の原作が存在する作品の制作実績しかなく、本作は同社としても初の完全オリジナル作品となる。様々な企画検討の結果、ロボット物ではなくパワードスーツを着た人間がメカに搭乗し、変形・合体することで人がメカを“着込む”コンセプトを持った等身大ヒーローとして展開されることとなった。世界観も、未知なる敵から都市社会を守る為にヒーローが職業化された近未来となり、新人としてデビューした主人公ジェナスのサクセス・ストーリーとして描かれることとなった。しかし、中盤においてアムドライバーとバグシーンの戦いが政治家のプロパガンダに基づくマッチポンプだったことが明らかになり、それまで単一の組織だったアムドライバーが3勢力に分かれて戦争を行うようになる。物語はヒーローの存在意義に焦点が当てられ深みを増すようになっていく。放送開始前に『TVチャンピオン』を始めとするADK枠買い切り番組にて、「僕らの問題作が、始まる」というキャッチコピーの予告CMが放送された。舞台は未来世界の地球、そこでは数年前より「バグシーン」と呼ばれる機械生命体の襲来を受けていた。バグシーンにはどのような兵器さえ歯が立たず、ピープル(作中で言う一般市民の事)は怯え暮らしていた。そんな時、人類は技術を駆使し、最新工学「アムテクノロジー」を完成させる。それを利用した強化服「アムジャケット」を着装する「アムドライバー」と呼ばれる戦士達は、バグシーンを次々と撃破しピープルの救世主となった。彼らが少年少女の憧れになるのにはさほど時間がかからず、ピープルの希望はアムドライバーの双肩にかかっているはずであった。新人アムドライバー、ジェナス、ラグナ、セラの3人はデビュー時に失態を演じたものの、着実に実力をつけていった。ある日、バグシーンはピープルの支持を得る為の連邦評議会議長ウィルコットによるマッチポンプであったという、アムドライバーの存在価値を揺るがす一大スキャンダルが連邦政府議員のジャン・ピエール・ジノベゼによって暴露され、ランディ・シムカ率いるウィルコット派アムドライバー対ジノベゼ派の私設軍隊であるジャスティスアーミー(以下JA)との抗争へと発展する。通常のアムジャケットを装着した人物。地下組織製造版も含める。ジョイ製造のネオアムジャケットを装着した人物ジャスティスアーミー謹製のネオアムジャケットを装着した人物。ジョイ、ジャスティスアーミー謹製以外のネオアムジャケットを装着した人物。ZEAMエネルギーを使用するアムジャケットを装着した人物。(註)46話のジャケット紹介コーナーにてネオガン・ザルディと表記されていたが、ZEAMのピースを利用したジャケットであるため、ZEAMに位置付けた。ZEAMジャケットの最終進化形を装着した人物。アムドライバーが使用するサポートメカ。「Binary Silhouette Armor」の略称。アムドライバーを乗せての高速移動が可能なビークル・モードと、戦闘時にアムドライバーのパワードスーツとなるブリガンディ・モードの2形態に変形する。ここではバイザーバグについても記述する。強力な装備だが、入手にはかなりのバジェットが必要となる。※放送日はテレビ東京のみ。玩具はアクションフィギュア「アムジャケットシリーズ」、「変形バイザーシリーズ」、「強化武器シリーズ」の3つを主軸としていたが、商品の発売中止も相次いだ。具体的には、無印ディグラーズ、ガン・ザルディ、バーストバイザー、トライクバイザー、フィギュア付き入浴剤である。ディグラーズに関しては、予定されていた発売日よりも前に、製品に極めて近い状態のものが『月刊コロコロコミック』に掲載された。メインキャラクターのシャシャや、セラを除くパフユニットといった女性キャラの玩具は未発売。2004年12月9日に発売された、アムドライバージェナスZEAM、ネオボードバイザー・ガンシンガー、拡張武器セットvol.6、アドバンスドボードギアの4種を最後に商品展開を終了した。また、懸賞やカスタムコンテストの賞品として、メタリックカラーで塗装されている「限定カラーアムドライバーコレクション」や、実際は金メッキと黒い成型色のツートンカラーの「限定カラーネオクロスバイザー」等の非売品も多数存在する。多くは無いが、特製DVDが付いたバージョン等玩具店で販売した限定版も存在する。後日、同じくコナミから発売された『武装神姫』シリーズと、限定的ながら一部互換性がある。「毎月大量の新製品を発売する」「新製品が出る度に不満点が改善され、短期間でクオリティが上がり続けている」など、当時の玩具シーンで非常に話題となった。シリーズ後期に発売された「ネオクロスバイザー」は傑作との呼び声も高い。「月刊コロコロコミック」誌上にて『のってけ!野郎 アムドライバー ジェナス激闘伝』のタイトルで2004年6月号から2005年2月号まで連載された。作者は小西紀行。内容はジェナス・ラグナとバグシーン、ディグラーズやニルギースによるドタバタギャグとなっている。単行本では大幅な加筆や書き下ろしが行われた。単行本ではタイトルが「爆闘伝」となっている。のってけ!野郎 アムドライバー ジェナス爆闘伝 ISBN 4-09-143291-3
出典:wikipedia
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