


『あっちこっち たまごっちタウン』シリーズは、かがり淳子による日本の漫画作品シリーズ。バンダイのキーチェーンゲームやコンピュータゲーム『たまごっち』を漫画化した作品。『ちゃお』(小学館)にて2005年4月号から2009年3月号まで連載された。さらに『ちゃお』の増刊枠である『ちゃおデラックス』(こちらも小学館)にも掲載された。なお、2006年12月号までは『あっちこっち たまごっちタウン』というタイトルで、2007年1月号からは『あっちこっち たまごっちタウン はいぱー』というタイトルで、それぞれ発表されている。ストーリーは小学生向けにギャグが主体となっており、たまごっち独特のほのぼのとした場面はほとんどない。単行本には長編だけでなく、オールカラーによる書き下ろしが掲載されており、それぞれはたまごっちに関する新情報や、巻頭袋とじ付録、じゅんこっち出演の書き下ろし漫画、4コマ、ミステリー漫画の『めめっち探偵の事件簿』、漫画内によるナビゲーション雑誌の『月間たまごっちNAVI』なども含まれていた。表紙の裏にストーリーが隠されていることもあった。ストーリー内容は主に『たまごっちスクール』を舞台にしているため、たまごっち達の学校生活を中心にして物語られている。『ふぁみりー』も含まれているが、数が少なく、そちらのストーリーは主にめめっちが主人公として担当していることが多い。ストーリーの中心的な舞台で、たまごっち達が通う学校。建物は鶏になっているが、動いたりしゃべったりする機会はめったにない。だが勉強するより遊ぶことを優先する生徒達の原因により、『はいぱー』では大改革により改装された。それ以降からクラス替えも行われ、生徒達は制服を着るようになるが、着用することはめったにない。だが大改革が行われても、生徒達のドタバタ遊びは相変わらずのままとなり、それなりの成長や成果は見当たらない。教室はもちろん、キャンバス先生やフラワー先生が担当する音楽図工室、包帯子先生が担当する保健室、フラスコ先生が担当する化学室、『こそこそ話』専用の部屋が設置されているトイレ、体育館などがある。ミミズ校長のいる校長室は、建物のとさかの中にある。まめっちが住む、まめ族の街。典型のない直線だけの街で、ほとんどの住民達は勉強と研究に励んでいる。住民達は勉強好きであるため、学校が多い。建物を作るまめブロックの産地で、名物は逃げるバス停っちとそれを追うまめバスである。ストーリーによって訪れることはめったにないが、まめっちが開発した度肝を抜く薬のせいで、悪霊の大量発生により街がゴーストタウン化したことがある。めめっちが住む、めめ族の街。まめシティとは違って全体的に典型で、渦巻状になっている。女の子たちの名所であり、可愛いものがたくさん設置されている。ぐるぐるパークという遊園地もあるが、どれも回転する乗り物ばかりで、まめっちの目を回したことがある。名物はぐるぐる本舗で売られているロールケーキだが、中でも幻と呼ばれている限定品も存在する。めめっちが主人公である時は必ずこの街から始まる。くちぱっちが住む、ぱっち族の森。癒しの温泉郷でもあり、様々な温泉が設置されている。森の奥は住民でさえも迷いやすいようになっているが、迷わないようにあらかじめ順路が用意されている。多くのたまごっち達が遊びに訪れる。『赤いシリーズ』を舞台にした、街全体が真っ赤になっている街。『情熱の赤ワインの噴水』が出現して以来、街中はワインにあふれ、全体的に赤く染められた街である。赤を象徴するものや情熱的な住民達、または情熱的になったたまごっち達が住み着いていて、まめっち達が夏の暑さによって、偶然にこの街に迷い込んでしまったと言う。本編には登場しないが、『無印』の単行本第2巻に掲載されているオールカラーによるスペシャル4コマ漫画のみに登場する。『夢のロイヤルふぁみりーたまごっちプラス』を舞台にした、ごっち大王が納めているたまごっち星の城。通常は一般人、及び部外者は立ち入り禁止になっているが、招待状を受けた者だけが入れることが出来る。ただし、ダジャレは禁じられているため、ダジャレを言った者は容赦なく大砲で処刑すると言う。最初は『無印』で授業参観の時にくちぱっちが活躍したことで舞踏会(本当はぶどう会)に招待されたのだが、その当時はぱぱぱっちが彼になりすましていたので、誤解によって馬車から放り投げられてしまい、城近辺の森をさまよってしまう。二度目は『はいぱー』でめめっちの夢の中で登場し、シンデレラ風なストーリーに流れていた。『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』を舞台にした、たまごっち星の口の中にある裏の世界。くちぱっちがおにぎりを落としたせいでまめっちとめめっちを巻き沿いにしながら、誤ってよだれの滝に落ちてしまい、そこで一万年に一度発生すると言うよだれの滝の大逆流により訪れたという。元々はたまごっち星内部なので辺りは暗いが、太陽ライトによって街を照らしている。表の世界にいるたまごっち達と正反対の性格を持ったたまごっち達が住んでいる。ござるっちが住んでいる、忍者の村。江戸時代風の建物に囲まれていて、忍者グッズが売られている。だが忍者屋敷が多いため、当然ながら外敵からの侵入を防ぐ罠が多く用意されている。訪れることはめったにないが、風邪を引いて休んだござるっちを見舞うためにまめっち達が訪れた。ハワイのような風景になっている南国の島。その周辺には迷いやすいジャングルになっている。まめっち達が福引で1等賞を当てたことから訪れるはずだったのだが、気球の不時着により付近にあるジャングル内をさまようはめになった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。