東京相互無線（とうきょうそうごむせん） グループとは、かつて東京23区・武蔵野市・三鷹市を営業区域としていたタクシー会社無線共同体である。本拠地は江東区扇橋。1952年に設立。「東京相互無線」は通称で、正式名称は江東乗用自動車協同組合である。統一車色が存在せず、屋上表示灯と前ドアへのトレードマーク・無線番号の表示以外の基本車色は各事業者によってまちまちであった。また、他グループに加盟し、その車色(主にチェッカーキャブ）を使用する事も可能であった。城東地区に特化した地元密着営業を特徴とし、近在の相撲部屋・個人宅への配車には無類の強さを持つ協同組合でもあった。2005年7月、一部事業者が加盟していたチェッカーキャブグループに扇橋交通（日本交通グループ入りを選択）を除く全社が加盟し、2006年9月にはデジタル化により無線ネットワークがチェッカー無線に統合され消滅した。※特記のない事業者については自社独自車色以上3社は合併により東京無線へ移籍。前述どおり、日本交通グループに移籍。第一交通産業グループに吸収、現在は自社無線。自社無線導入時に脱退。なお旧社名「安全興業」時代に無線を装備していたのは、この営業所の車両のみであった。

出典:wikipedia