『まんてん』は、2002年9月30日-2003年3月29日まで放送された連続テレビ小説第67作目。当時、グラビアアイドルとして人気を博していた宮地真緒がヒロインを務め、放送当時は大きな話題となった。屋久島に住むヒロイン、日高満天(まんてん)が鹿児島でバスガイドになるために島を出るところから物語はスタートする。その後、物語の舞台は大阪などに移り気象予報士をするための勉強をする。そんな中で漁船の遭難で行方不明になっていた父と再会するなどの出来事を通し、最終的には満天は宇宙飛行士になり、宇宙からの天気予報を伝えるようになる。「電子・光学等のセンサー全盛の時代に宇宙から人間が天気予報をすること」にどれだけの意味・値打ちがあるのかと作中でも疑問が提示されるが、満天が自分の言葉で惑星・地球の美しさを伝えようとしたこころが、日本の子供たちに確実に根付いていることを感じさせて、物語は終了する。屋久島は集落ごとに独自の文化・習俗があり、方言の語彙も島内で微妙な差異がある。本作で使用された屋久島方言は、島内に23ある集落の言葉を、屋久島出身の鎌田道隆考証の下にまとめたものである。ことば指導に徳之島出身の桂楽珍が起用されたのは、鹿児島県本土よりも徳之島のことばのほうが屋久島に近い、との判断からであった。しかし、徳之島方言は琉球語奄美方言に分類される方言であり、実際には県本土の方言の方が屋久島方言に近い(屋久島方言は県本土の方言と同じ薩隅方言に分類される)。方言についてはNHKへの問い合わせが多数あり、2002年10月22日に南日本新聞朝刊紙面上でNHK鹿児島放送局の担当者による回答が掲載されることになった。連続テレビ小説は本来なら規程通りの10月、4月それぞれのつきに第1月曜日から放送開始のはずが、『さくら 』が2002年9月28日までの放送だったことから1週前倒しで始まった。2003年3月20日はイラク戦争の開戦に伴う特別番組編成のた中止、翌日に2日分の再放送が行われた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。