デジタル・チャリティー・ミュージックソンは、ニッポン放送のBSデジタルラジオ局・地上デジタルラジオ局・インターネットラジオ局において2001-2006年の12月23日の正午から翌12月24日の正午（日本時間）まで放送されていた24時間のチャリティーラジオ番組である。ニッポン放送の地上波において毎年12月24日の正午から翌12月25日の正午に放送されているラジオ・チャリティー・ミュージックソンのリレー（前座、二軍的）番組として位置づけられている。基本的に趣旨は地上波と同様。デジタルメディアを使った放送であることから、特に視覚障害者を支える情報技術などついてスポットを当てている。放送においては、インターネット放送では動画（BSデジタルラジオでは一定時間毎の静止画）で配信できることを生かし、FOMAによるテレビ電話を利用した街頭募金中継やスタジオでのライブなど映像を活用した放送を行っていた。番組後期はパーソナリティにグラビアアイドルを起用するなど、映像を意識した構成がなされていた。募金は、地上波のラジオ・チャリティ・ミュージックソンのニッポン放送での募金額に合算されるため、この番組単体での募金集計額は明確ではない。放送中の発表によると、2002年度では放送終了時の募金額は10万円程度だったが、2005年度の放送では番組終了時での募金額が600万円を超えるなど、年々その規模・浸透度は増していた。○印がついているのはニッポン放送アナウンサー（荘口は2003年時では現職、2006年時はフリー。桜庭・田代・冨田は現在フジテレビジョン所属）。なお、2006年は当番組のインターネット配信がGyaOのみで行われた。配信元であるGyaOの制約により、日本国内かつWindows環境でしか視聴できなくなった。2005年度までは、インターネット放送では著作権の問題から自由に楽曲を流すことができず、ブロードバンド!ニッポンと同様に、レコード会社から許可を得た楽曲を放送していた。2006年度からは、日本レコード協会と実演家著作隣接権センター（CPRA）による「ラジオ・テレビの放送番組の楽曲のネット利用の集中管理」が開始された事により、基本的には全てのレコード会社の曲がオンエア可能となった。また、ゲストらによるスタジオライブを行ったりもしており、ヒット曲がインターネットでかけられる放送局であることを生かして、楽曲に関しては地上波と遜色ない放送内容を実現している。

出典:wikipedia