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ターナー・フィールド

ターナー・フィールド("Turner Field")は、アメリカのジョージア州アトランタにある野球場。MLBアトランタ・ブレーブスのホーム球場であった。元々ブレーブスは1966年から1996年まで、同じアトランタ市内にあるアトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアムを使用していたが、施設の老朽化が著しいことを理由に、1996年のアトランタオリンピックのメイン会場として使用された陸上競技場(オリンピック・スタジアム)を野球場に作り変えて1997年のシーズン開幕から新本拠地球場とした。フルトン・カウンティ・スタジアム跡は当球場の駐車場として整備されている。球場名はファンから「ハンク・アーロン・スタジアム」にしようとの要望があったが、結局アメリカのメディア王として知られ、ターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS)、並びにブレーブスを所有していたテッド・ターナーの名を冠したものとなった。この球場には、世界最大級の屋外型デジタルハイビジョン映像スクリーンが設置されている。これは日本の三菱電機が製造したオーロラビジョンで、以前はギネスブックにも世界最大と認定されていた(2006年9月30日からは東京競馬場のオーロラビジョンが世界最大となった)。2005年3月23日にオープニング・セレモニーを行い運用を開始、ギネス認定式も同セレモニーにおいて実施した。セレモニーでは、メジャーリーグ最多本塁打記録をもつ元ブレーブスのハンク・アーロンによる点灯式が行われた。デジタルスクリーンコントローラーを採用しており、デジタルハイビジョン映像やパソコンの映像を同時に3画面まで合成して表示できる。表示素子には高輝度LEDを利用し、画素ピッチは2cm(素子ピッチは1cm)。画素数は1088×1200画素。スクリーンサイズは縦21.76m×横24.0m(1275インチ相当)となっている。2008年、2013年、2015年に転落死亡事故が起きた2016年で20年の借用権が期限切れとなるのにともない、ブレーブスが本拠地をアトランタ郊外のサントラスト・パークに移転するため19年の歴史に幕を下ろした。球場は取り壊される予定。右中間が広くなっているため、中堅手や右翼手には守備範囲の広さや強肩が求められる。またシーズン序盤は風が吹きピッチャーに有利だが、夏場になるとホームランがよく出るようになる。季節ごとに特徴が変わる球場である。スコアボードの上部にはロゴにも描かれているトマホークが設置されている。ブレーブスが得点のチャンスを迎えるとトマホークが動き出し、ファンはトマホークを模した応援グッズを音楽に合わせて振り回す。

出典:wikipedia

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