法政大学第二中学校・高等学校(ほうせいだいがくだいにちゅう学校・こうとうがっこう)は、神奈川県川崎市中原区木月大町に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。高等学校において、中学校から入学した内部進学生徒と高等学校から入学した外部進学生徒との間では、高等学校第1学年から混合してクラスを編成する併設型中高一貫校。設置者は学校法人法政大学。略称は、「二中」「二高」(中高を併せて「法政二中高」)「法政二」などである。創立以来男子校であったが、2016年度より、共学化された。2016年現在、中高共に2・3年生は男子のみで1年生だけ共学である。2018年度には共学化が完了する予定である。中高同時共学化と共に新校舎建設も進んでおり、2016年8月時点で校舎・校門の建設が完了し、現在はグラウンドの設置が進められている。中高一貫制の共学校で、法政大学の附属校。中学から大学までの「10年一貫教育」を掲げ、それに合わせた学習カリキュラムが実施されている。中高共に平成19年度より週5日制から週6日制に変わり、新カリキュラムによる教育が行われている。また、クラブ活動が活発であり、ラグビー、ハンドボール、フェンシング、アメリカンフットボール、バレーボール、バスケットボール、放送部、吹奏楽部など、多くのクラブが毎年全国大会や地方大会で活躍している。特に硬式野球部は過去9回夏の甲子園に出場し、優勝2回、準優勝1回の実績がある。学習面において、高校では入学時に美術クラスと音楽クラスに分けられるため、2年間の大半の行動が同じ芸術クラスとなる。また、3年次になると進学別にクラス分けがあり、「理系クラス」「文系クラス」に分類される。平成18年度より「ゼロ時限目」と呼ばれる20分間の英語学習が実施されているほか、TOEIC Bridgeを年2回受験する。中学では3年次にニュージーランド、壱岐・対馬、北海道、九州(ただし2016年度は熊本地震の影響で広島山陰研修に変更)などへ研修に行く。進路では、高校において進学要件を満たせば法政大学への被推薦権を保持したまま学部に関係なく他の私立大学や国公立大学を受験することができる。教育理念(学則第1条):教育目標:平成28年度入学生より中学、高校同時に共学化された。これまで「違いを認め合う」ことを教育の中で重視してきたが、男女共同参画社会といわれる時代の流れを見据え、「男女の違い」を認め合う教育を組入れることで教育の幅が広がることを目指している。共学化を軸とした改革のコンセプトは「武蔵小杉からの新たなステージ 付属校であることの可能性」で、伝統と蓄積と土台とした「共学化」を打ち出している。学校名、校章、校歌などは変更せず、現行との継承性を意識したものとなっている。[同校発行リーフレットより]改革の柱は法政二中高・学校改革特設サイトによれば新校舎の建設は、現在の敷地内でほぼ全面的に建て替える計画で、平成25年1月から本格的に始まっている。仮設校舎を造らず、建物ができ次第、順次供用を開始する形で建設を進める。中高共に生徒会活動が盛んであり、体育祭や、学園祭である二高祭・二中文化祭の運営の中心となるばかりでなく、日常の学校生活においても主軸をなしている。特に高校生徒会は中央委員会を中心として様々な活動を行っており、それら活動は年度末に生徒会機関誌『法政二高』としてまとめられている。また、活動は全て「方針」と「総括」によって目標の明確化とその見直しが毎年度行われている。毎年12,000人程度が来校し、国内でも有数の規模の来校者数を誇る。クラスが主体になって行うクラス企画や、体育連盟や文化連盟の企画する催しが行われている。体育連盟は大体が公開練習や招待試合をしている。また、クラス企画は、毎年のテーマに従った審査基準による来校者と学内関係者の投票によって企画賞が各学年3クラスずつ選出される。また、2014年からは来校者のみの投票で選出する特別賞が設定された。武蔵小杉駅からの通学路には法政通り商店街があり、学校側と商店街との定期的な懇談会が行われている。また吹奏楽部が元住吉・ブレーメン商店街のイベントで演奏するなど様々な交流が試みられている。旧時計塔は、昭和11年に建設され、同校のシンボル的な存在となっていた。近隣地区においては慶應義塾高等学校の校舎と並ぶ歴史的な近代建築物であり、これを保存・存続しようという動きがあった。しかし、平成28年度の男女共学化に向けて校舎を全面改築することが発表され、老朽化が進む時計塔校舎は取り壊され、新しい時計塔校舎の使用が2014年度より開始された。海外研修も盛んであり、希望者が夏休みに2~3週間ほどカナダのバンクーバー島ナナイモにおいて語学研修を行う。またニ中では、希望者だけニュージーランド英語研修を行う。
出典:wikipedia
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