『F-ZERO GX』(エフゼロ ジーエックス)は2003年7月25日に任天堂から発売されたニンテンドーゲームキューブ用レースゲーム。F-ZEROシリーズの第4作目。据置機では3作目となる。発売前に付けられていた仮題は「F-ZERO GC」。前作『F-ZERO X』の翌年に開催された大会で、前回大会はキャプテン・ファルコンが優勝したものとされている。アーケードゲームの『F-ZERO AX』とメモリーカードを介して連動し、AXで登場するマシン・パイロットのダウンロード、オリジナルマシンのパーツの追加が可能。また、数量限定で「特製F-ZEROライセンスカード」が同梱され、AXにおいてメモリーカードを挿した状態で挿入することで、GXでは手に入らないスペシャルマシンのダウンロードができた。1回のグランプリで5コースあり、隠し要素で登場するAX CUPもある。主人公キャプテン・ファルコンとしてオリジナルのシナリオをプレイするミッション形式のストーリーモードがある。セガ(後のセガゲームス)とのコラボレーション作品で、セガの名越稔洋らが開発する。音楽はテクノ調のBGMで、各パイロットにテーマ曲がある。F-ZERO GXで新しく追加された特徴として、ボディ・コックピット・ブースターを自分で選んでマシンを作ることが出来るようになったことがある。初期状態では選べるパーツはそれぞれ1種類だけだが、グランプリのクリア状況により最高10種類の選択肢となる(なお、初期状態で各系統4つのパーツがショップに入荷している)。また、F-ZERO AXとの連動、或いはストーリーモードの進行に応じて各10種類のパーツが追加される。その他にイベントで配布されたりしたパーツが各系統5種類あり、最終的に各系統25のパーツから選択することができる。各パーツには重量と性能評価値が設定されており(基本的に高性能なパーツほど重い)、上は3000kgオーバーのモンスターマシンから下は600kg台の超軽量マシンまで、15000以上(後述するパイロット選択も加えると64万以上)の膨大なバリエーションから1つを選んで使用することができる。ボディおよびコックピットのパーツにはそれぞれ裏の名前が設定されており、ブースターにはマシン名に関する法則(ボディとコックピットの名前のうちどちらを先にするか、それぞれ表の名前を使うか裏の名前を使うか、および最後に付く記号)が設定されている。一部の組み合わせについては専用の名前が設定されているものがある。マシン作成の際パイロットも選択することになるため、オリジナルマシンでグランプリをプレイする場合には、そのパイロットが敵マシンとして重複して出場することは無い。また、ゲーム内で作成したエンブレムを貼ったり、パーツ単位での色の変更も可能である(エンブレムについては通常のマシンに貼ることもできる)。作成されたマシンはメモリーカード上にガレージデータとして保存され、F-ZERO AXで使用することもできる。1枚のメモリーカードに4台までマシンを保存できる。本作では主人公キャプテン・ファルコンとして全9話のシナリオをクリアしていく、ミッション形式のストーリーモードが追加された。初期状態ではストーリーモードのメニューにあるのはプロローグのムービーだけだが、これを見る事で第1話が追加され、クリアするとショップに第2話が入荷する。このように、各話のミッションをクリアする事で入荷する次の話を購入する事を繰り返しながら話を進めていく。最終話である9話をクリアすれば、ショップにマシンが1台追加される。また、クリアするとそのミッションの1ランク上の難易度が解禁され、これをクリアした場合にはF-ZERO AXの要素の一部が解禁される。全体的に通常のグランプリ等に比べ難易度が高い傾向があり、HARD以上、特にVERY HARDは本作中最高の難易度を誇る。ストーリーモード専用のコースも存在し、これらは通常の対戦等で走ることはできない。デフォルトではルビー・サファイア・エメラルドの3つだが、条件を満たすとダイヤモンドカップ・AXカップが出現する。AXとの連動もしくは一定条件を満たすとタイムアタックや対戦に出現する「ミュートシティ - ソニックオーバル」もグループとしてはここに属する。
出典:wikipedia
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