「おどるポンポコリン」は、B.B.クィーンズの1枚目のシングル。1990年4月4日にBMGビクター(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)から発売された。テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』の初代エンディングテーマ曲(1990年1月 - 1991年3月)であり、劇場版及び2000年11月-2009年12月、2011年1月-4月、2013年1月-2014年4月はオープニングテーマ曲として使用。なおオープニングテーマ起用時のエンディング映像では、B.B.クィーンズ自体が活動を停止したことや発売権の移行など諸々の理由で「主題歌」のクレジットでレーベル名が表記されていない(2013年現在は「編曲」のクレジットもない)。なお、オリジナル版のオープニング使用期間は10年以上に及ぶが、エンディングとしては比較的使用期間が短い。1990年の第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞。1990年度のオリコン主催「日本レコードセールス大賞」のシングル部門大賞はB.B.クィーンズ、作詞賞はさくらももこ、作曲賞・編曲賞は織田哲郎と『おどるポンポコリン』がらみが独占した。このほかオリコンシングルチャートでは、1990年6月18日付にてベスト10圏内に初登場、以降週間1位を7度獲得し、同年9月24日付にて100万枚を突破した。1990年のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録。「全国歌謡ベストテン」では1990年8月4日から13週連続1位を記録した(ただし年間チャートではこの年の7月までの集計であった関係か、13位に終わった)。累計売上は164.4万枚(オリコン調べ)または190万枚(公称)。また1990年の第72回全国高等学校野球選手権大会では参加した49校中38校が応援歌として使用し、後に1991年の第63回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれるなど、高校野球の応援歌の定番のひとつとなる。また当時ゲームセンターのUFOキャッチャーでもサビの部分などがインストゥルメンタルとして使用されている。プロレスでは、アイスリボン所属のりほが登場曲として使用している。2011年5月1日に、期間限定で再結成したB.B.クィーンズの第一弾シングルとして、新録音された「おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜』が発売(後述)。この1990年頃はCDプレーヤーの普及に伴い、長く続いた日本におけるシングル売上低迷期からようやく脱出した時期であったことと、1989年末からの牛若丸三郎太の『勇気のしるし』、オヨネーズの『麦畑』、鷲尾いさ子と鉄骨娘の『鉄骨娘』などといったコミックソング(ナンセンスソング)のブームがあった。『おどるポンポコリン』の特大ヒットは、そのような流れにタイミングよく乗った結果であるといわれている。『おどるポンポコリン』以後も、晴山さおりの『一円玉の旅がらす』が大ヒットし、浪曲師の国本武春が歌う『ロックンロール福助』、敏いとうとハッピー&ブルーが歌った北海道と東北限定のCMソングだった『ゆれて動物』が話題になるなど、コミックソングのブームはしばらく続いた。さくら曰く、「一部の歌詞は織田さんにアドバイスされた」とのこと。例えば当時「りぼん」に掲載された改変前と思しき譜面にはサビの「おどるポンポコリン」の部分は直前のパートと同じく「パッパパラパ」となっていたが、「曲名が歌詞に入っていた方がいい」との意見により急遽入れられたことが当時のドキュメント番組にて語られた。またこの時、間奏にあるオペラ調の声は織田本人の声であった事も明かされた。「何十回も重ねた。苦労したというよりは楽しかったんですけどね。」と当時語っている。当ユニットのA面シングルの専属作曲者の織田は、この曲を作ったきっかけを「当時小学生(まる子とほぼ同じ年代)だった娘に対して喜ぶことをあまりしてやれなかったので、こういう曲を作ったらどうか、と考えた」と答えている(2007年5月、Dのゲキジョー)。しかし、大流行したにもかかわらず、肝心の娘の反応は思ったほどではなかったとも述べている。この他多くの子供向けオムニバスアルバムに収録されているが、そのほとんどがカバーバージョンである。「おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん 誕生 25th Version〜」(おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん たんじょう トゥウェンティーフィフスバージョン〜)は、B.B.クィーンズ7枚目のシングル。2011年5月1日にB-Gram RECORDSから発売された。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」オープニングテーマ。原作連載開始25周年を記念して新たに録音された。5月1日よりこのバージョンが使用されるが、オープニング映像にB.B.クィーンズの再結成メンバー4人もアニメキャラクターとして登場する。またエンディング映像では通常時同様「主題歌」のクレジットでアーティスト名の下にレーベル名(本作では(B-Gram RECORDS))の表記がなされていない(編曲者の葉山たけしは表記されている)。カップリングにはオリジナルの「おどるポンポコリン」と、1992年に宇徳敬子&近藤房之助が発表した「Good-by morning」のカバーバージョン(宇徳、近藤ともB.B.クィーンズ再結成メンバーであるので、実質セルフカバー)を収録。初回版にのみ特別ふろくとして「ちびまる子ちゃん×B.B.クィーンズ 書き下ろしミニミニトランプ」が付属する。トランプにはちびまる子ちゃんの各キャラクターや、B.B.クィーンズの4人(近藤、坪倉、宇徳、増﨑)がイラストされている。「おどるポンポコリン」はManaKanaの3枚目のシングル。ManaKana&泉谷しげる名義で1998年7月1日に日本コロムビアより発売された。商品番号:CODC-1517。1998年7月から1999年12月まで『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマとして使用された。佐橋俊彦が編曲を担当し、双子の小学生の三倉茉奈、三倉佳奈が歌唱、泉谷しげるがオリジナルでの近藤のパートで参加している。カップリング曲の「ちびまる子音頭」はさくらももこが作詞を手掛け、佐橋俊彦が作・編曲を担当。1999年と2000年の夏休み期間に『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマとして使用された。2014年にE-girlsがカバーしている。2014年8月13日に10作目のシングルとしてrhythm zoneより発売された。3ヶ月連続リリースの第2弾。表題曲「おどるポンポコリン」は2014年5月4日から2016年4月3日まで、アニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマに使用された。オープニングにはメンバーのAmi、藤井夏恋、鷲尾伶菜、武部柚那の4人がアニメキャラとして出演している。「CD+DVD」「CD」「CD(mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)」「ミュージックカード(全29種、mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)」の32形態で発売。CD+DVDに加え「カラフルランチトートバッグセット」「カラフルハンドタオルセット」が付属する数量限定盤2種も発売された。また、CDのみの通常盤はE-girlsとしては初のアニメジャケットとなっている。8月25日付のシングル週間チャートでは5位を獲得。アニメ部門では初の1位を獲得した。また、月間アニメシングルチャートでも2位を獲得した。ミュージックカード・CD(mu-moショップ、LDHモバイルショップ、イベント会場限定盤)2016年にゴールデンボンバーがカバーしている。2016年11月9日に18作目のシングルとして Zany Zapより発売予定。前作「水商売をやめてくれないか」から、約7ヶ月ぶりとなるシングル。表題曲「おどるポンポコリン」は、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマとして、4月10日放送回より使用されている。また、オープニングにはゴールデンボンバーの4人がアニメキャラとして出演。表題曲「おどるポンポコリン」はアニメ同様、メンバー(喜矢武豊、歌広場淳、樽美酒研二)の声も収録され、カップリングには、アニメ『ちびまる子ちゃん』初代オープニング主題歌「ゆめいっぱい」のカヴァーを収録。11月9日のリリースに先駆け、10月19日から主要音楽サイトで表題曲「おどるポンポコリン」の先行配信を実施。1990年11月5日にWITCHというポップスデュオ(キングレコード:川上春水、もう一人は不明)が「おどるポンポコリン・ディスコバージョン」でカバーした。2010年1月から1年間は、アニメ放映開始20周年記念で木村カエラによるカバーバージョン(ベストアルバム『5years』に収録)が「ちびまる子ちゃん」オープニングで使用された。オープニング映像も新しくなり、アニメ化された木村カエラも登場。アレンジは石野卓球、コーラスにはスチャダラパーのBOSEとANI、ギターにはザ・サーフコースターズの中シゲヲ、ベースには笹沼位吉、そしてダンディ坂野といった豪華ゲストが集結した。2001年に登場したアーケードゲーム『Dance Dance Revolution 5thMIX』や『Dance Maniax 2ndMIX APPEND J☆PARADISE』では、同ゲームの楽曲収録元であるダンスマニアの主要アーティストの一人であるキャプテン・ジャックによる英語歌詞のカバー版が使用されており、『Dancemania J☆Paradise』にも収録されている。日本コロムビアから発売されている童謡集の中には、山野さと子、大滝秀則によるカバーバージョンが収録されているものがある。2011年に発売されたアニメタルのアルバム「そして伝説へ…THE LEGEND of ANIMETAL」に収録。2015年9月2日発売の杉山優奈のシングル「かまってYO!ね」に収録されている。同年12月23日公開の映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』では、大原櫻子がメインボーカル、トータス松本がコーラスを担当したカバーがオープニングテーマに採用されている。映画公開と同日発売のCD『「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」ミュージックアルバム』に収録されている。
出典:wikipedia
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