伊万里駅(いまりえき)は、佐賀県伊万里市新天町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・松浦鉄道の駅である。佐賀県西部の中心都市である伊万里市の代表駅で、伊万里市の中心市街地の南に位置する。JR九州の筑肥線と、松浦鉄道の西九州線の2路線が乗り入れており、このうち筑肥線は当駅が終点である。西九州線は旧国鉄・JR松浦線であり、当駅は国鉄・JRの駅として先に開業した松浦線を所属線としていた。国鉄時代は急行「平戸」「からつ」をはじめ、筑肥線と松浦線を直通運転する列車も設定されていた。1988年に松浦線が松浦鉄道西九州線に転換され、JRとしての所属線は筑肥線に変更されたあとも、JRと松浦鉄道は駅舎を共用しており、筑肥線と西九州線の線路もつながっていたが、2002年に道路を挟んでJRが使用する東駅舎と、松浦鉄道が使用する西駅舎に分かれ、線路も分断された。筑肥線の西区間は山本駅が起点となっているが、当駅に発着する列車はすべて唐津線唐津駅または西唐津駅を始発・終点として筑肥線に乗り入れている。西九州線は当駅で運行系統が分かれており、有田方面からの列車、たびら平戸口・佐世保方面からの列車の双方が、全て当駅で折り返している。なお当駅は松浦線の中間駅、筑肥線の終点駅として開業したが、松浦線はスイッチバック構造となっており、駅構内の配線は筑肥線と松浦線の双方向が直通可能となっていた。松浦線が松浦鉄道西九州線に転換され、両線の線路が分断されてからも西九州線のスイッチバックは残されている。前述の通り、1988年にJR松浦線が松浦鉄道西九州線に転換されてからも駅舎は共用されていたが、2002年3月1日に筑肥線と西九州線の線路が分断されたのに合わせて東駅舎(JR)と西駅舎(松浦鉄道)の二つの駅舎に分かれて別々の駅になった。同年10月20日に東西の駅ビルが完成して現在の姿になっている。東西の駅は道路を挟んでペデストリアンデッキで繋がっていて、エレベーターがある。単式ホーム1面1線を有する地上駅。JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅である。みどりの窓口・自動券売機が設置されている。2面3線のホームを有する地上駅。前述の通り西九州線は当駅がスイッチバック構造であることから、ホームは頭端式になっている。1番線は有田方面とはつながっていない。窓口及び自動券売機があるが、営業は駅員配置時間(昼間)のみとなっている。伊万里市観光協会の売店がある。2009年(平成21年)8月31日をもって伊万里バスセンターが閉鎖されたため、翌9月1日から西駅舎前に「伊万里駅前」バス停が新設され、駅舎内に西肥バスと昭和バスの乗車券の自動券売機が設置されている。バスの定期券・回数券は駅舎内の伊万里市観光協会の売店で販売している。駅北側は伊万里市の中心市街地であり、南側は駅舎改築工事にともない新しく造られた道路によって国道202号とつながっている。西駅舎(松浦鉄道伊万里駅)前に「伊万里駅前」バス停があり、昭和自動車(昭和バス)、西肥自動車(西肥バス)などの路線バスが出ている。なお、伊万里駅前を終点とするバスおよび西肥バス伊万里営業所行きのバスは、道路向かい側の東駅舎(JR伊万里駅)前が乗降場となる。<福岡方面><南波多・唐津方面><桃川・武雄方面><西有田・佐世保方面><浦の崎・松浦方面><波多津・福島方面> <清水方面><山内町・大川内山方面><伊万里営業所方面> <博多方面><佐世保方面>
出典:wikipedia
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