LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

真・仮面ライダー 序章

『真・仮面ライダー 序章』(しん・かめんライダー プロローグ)は、1992年(平成4年)2月20日に東映ビデオより制作・発売されたオリジナルビデオ。販売はバンダイメディア事業部。東映ビデオで制作・発売されたことから東映Vシネマと扱われることもあるが、VHS、DVDともに「東映Vシネマ」、「東映V」のレーベル表記は用いられておらず、バンダイメディア事業部を統合したバンダイビジュアルのレーベル表記である「EMOTION」が用いられており、東映Vシネマではない。都内に連続女性殺人事件が発生していた。父の研究を手伝っていた風祭真は「財団」により、自らも知らぬ間に生態改造兵士(バイオボーグ・ソルジャー)レベル3にされてしまう。そしてある日、真は鬼塚義一のレベル3への変身の影響を受け、感情の高まりと共に異様なバッタ怪人の姿へと変貌していく。仮面ライダーシリーズ20周年記念作品。本来20周年にあたるのは前年の1991年であるが、当時のバンダイによると「昨年、ウルトラマンが25周年にあたり、重複を避けようということもあり、今年を20周年とし、営業を進めている」とのこと。映像作品としての「仮面ライダー」は1989年9月に放送終了した『仮面ライダーBLACK RX』以来3年ぶりとなる。石ノ森章太郎は『仮面ライダーBLACK』について「原点に立ち返るつもりでの仮面ライダー0号」と述べているが、本作に関しても「今回の真・ライダーは0号」と語っている。原作者の石ノ森にとって仮面ライダーとは1号こそが原型であり、木にたとえれば幹であって、あとは枝葉にあたる。0号である『真』は木の根に該当し、もう一度最初の仮面ライダーのイメージを掘り起こしたいという意向が込められた発言である。これまで子供向けに制作されていたシリーズとは一線を画す「大人向け特撮作品」を目指し、エログロ描写が含まれるうえにヒロインがラストで死亡するなど、ストーリー展開も非常にハードなものとなっている。また、本作以前の仮面ライダーは主として「改造手術」によって誕生するなど、機械的・硬質的イメージが強かったが、本作ではバイオ技術でバッタの遺伝子を注入された「改造兵士」という設定である。変身の描写も苦痛に耐えながら額から徐々に触角が伸びてゆくという、異形の生物的なイメージを強調したものになっている。仮面ライダーというよりはバッタ怪人に近い姿であり、『スーパー・プレミアム・ビデオ 東映怪人大図鑑』ではヒーローではなく怪人として扱われている。変身の際の恒例である「変身!」の掛け声はなく、「ヘルメットに大きな複眼」「変身ベルト」といったスーツ的な意匠は一切廃されている。戦闘スタイルにおいても、全身の突起で敵への攻撃を行い、ライダーキックなどの必殺技も持たない。また、主人公の風祭真はバイクを常用しているものの、変身後はそれを駆るシーンも無く、ヒーローとしての専用マシンすら持たない初の仮面ライダーとなった。『RX』終了の1989年9月の段階で企画は立ち上がっており、当初は『仮面ライダーZX』同様誌上展開も考えられていた。その後劇場用映画に代わり、小野寺丈による準備稿が執筆されていた。その一方で石ノ森章太郎も別途「仮面ライダーガイアシノプシス」を用意している。その後、中村あずさ主演『女バトルコップ』のノウハウを使ってライダー作品を作ろうという話もあって、最終的にビデオ作品としてのリリースが決定した。「序章」というタイトルからも判るように、当初は3話、もしくは5話を想定したシリーズ化を目指していたが、続編が制作されることはなかった。これは本作品が不評だったからではなく、むしろビデオの売れ行きが好調だったからこそ1993年に仮面ライダー映画の公開が決まったのだが、『真』の続編は検討されつつも最終的に完全新作でいく方針となったため、実際には『仮面ライダーZO』が制作されることになり、1994年には『ZO』の続編企画を発展させた『仮面ライダーJ』の制作にも結果的に繋がった。仮にシリーズ化が実現していれば、シンが仮面とスーツやバイクを手に入れて仮面ライダーとなってゆく過程が、順を追って描かれるはずであり、原作者のラフデザインも存在している。大人向けの仮面ライダーというコンセプトの映像作品は2005年公開の映画『仮面ライダー THE FIRST』まで途絶えることとなる。最初のプロットではヒーロー番組の仮面ライダーで育った人物が夜な夜な仮面ライダーのコスプレをしてヒーローごっこをしているうちに本当の事件に巻き込まれるというものだった。プロデューサーの白倉伸一郎が反対しリアルなバッタ男の仮面ライダーの本作を主張、石ノ森章太郎は苦笑いし承諾した。プロデューサーの堀長文と吉川進、監督の辻理、特技監督の矢島信男、脚本家の宮下隼一とスタッフは『RX』と同じのほか、後に平成仮面ライダーシリーズ(第1期)の大半をプロデュースする白倉伸一郎が初めて携わったライダー作品である。また冒頭には石ノ森章太郎が出演している。真の変身後の形態は、オープニングクレジットではタイトルの通り「真・仮面ライダー」と記載されているものの、劇中で明確には仮面ライダーと呼称されておらず、変身後の姿を指す呼称も登場しない。ラストにCIAが彼に「MASKED RIDER」というコードネームをパソコンで入力して与えるのみである。公式を始めとする多くの媒体で用いられている名前は「仮面ライダーシン」であり、近年の映像作品ではこの名称で実際に呼ばれている。政財界や軍事産業などあらゆる分野で世界規模の影響力を持つ謎の組織。全世界の政治、経済、思想、文化などを全て統一し、人間の誕生から死までに関する、あらゆる経済活動を自分達の影響下に置くことが目的である。ニューヨークに本部を持つ。下部組織であるISSを最終的には失っているが、財団自体はまだ存続し続けている。改造兵士(サイボーグ・ソルジャー)とは、財団が各国へ超強力な軍事力として販売することを目的に造り出された改造人間の総称である。生体兵器としての意味合いが強い。改造のレベルは3段階に分けられる。バッタの遺伝子を身体に組み込まれた風祭真が変身する局地戦用ゲリラコマンド改造兵士レベル3の特異体。バッタが有する「テレパシー能力」により、呼応反応と称される「同族の記憶・感情・意識に反応する共通の疑似体験」で統制を取る。感情の高揚(おもに怒りの感情)によって細胞活動が活性化すると、バッタ遺伝子内“X-α素子”が干渉を受けて細胞活性分泌物“バッテリゲン”が体内に放出され、その効果で細胞の急激な変異“体内変身(インナーチェンジ)”が誘発し、改造兵士レベル3-仮面ライダー-に変身を遂げる。変身後は強靭な肉体そのものを武器にして臨戦。湾曲した手足の爪ハイバイブ・ネイル、四肢に生えそろう鋸状の器官スパイン・カッター、口腔の鋭利な牙ブレイク・トゥーサーなどを駆使する。また、ある程度の対象を接触せずとも粉砕できる超能力“超強力念力”を有する。同格の改造兵士レベル3鬼塚との最たる相違点は額のコントロール器官“第三の眼”の存在であり、これによって真は変身後も自我・理性を保てている。全身がセラミックの5倍の強度を持つ甲殻細胞に覆われており、皮膚は攻撃に対する衝撃の75.0パーセントを吸収、傷を負っても通常の人間の5000倍の細胞増殖にて急速再生・回復する。実際、劇中で豪島の斬撃により右肩に裂傷を負ったが、瞬時に傷口がふさがり回復している。また、30分程度ならば無呼吸で水中活動も可能である。唯一最大の弱点は高熱であり、シンは生物であるため500度以上の火炎には約5分間しか耐えることができない。劇中、改造兵士レベル3・鬼塚がロケットランチャーの攻撃により全身を焼かれ、絶命している。低温については、零下10度までなら100パーセントの能力を発揮できる。仮面ライダーBLACKと仮面ライダーBLACK RXを同一人物として一人と数えていた際にはシンを「12号」とカウントされていたが後の『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』で設定の整理が行われ、BLACKを11号、BLACK RXを12号とされ、公式にはシンはが13号目のライダーとなっている。変身前でもある程度の身体能力を発揮することが可能で、高速での走行、約10メートルの跳躍、素手で鋼鉄のシャッターを紙のように破くなどしていた。スーツはスーツアクターを担当した岡元次郎の身体から型どりして制作された。岡元は、章ごとにポージングが変化するだろうと想定して、本作品ではヒーローとしてのポージングよりもバッタ男としての動きのリアリティを追求することを目指した。※これ以降のメディア作品は、すべてバンダイビジュアルが発売・販売。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。