新札幌副都心(しんさっぽろふくとしん、Shin-Sapporo)とは北海道札幌市厚別区のJR新札幌駅周辺の区域である。1970年代から札幌市の外郭団体である札幌副都心開発公社によって開発された。厚別副都心、新札幌アークシティとも呼ばれる。この地域の開発は1966年頃に札幌市が陸上自衛隊弾薬庫跡地を取得したことに始まる。当初この地域は主に住宅地として開発する予定であった。しかし同時期、国鉄千歳線の短絡線をこの地域に通すことが札幌市と国鉄の協議により決定したため、札幌市はこの地域の開発計画を商業地中心の副都心計画へと変更した。1973年、千歳線の短絡線上に新札幌駅が開業した。1974年には札幌市が約3割出資する第3セクター札幌副都心開発公社を設立し、札幌市主体の開発事業が本格的に始まった。第1期事業であるサンピアザショッピングセンターは1977年に開業した。しかし郊外のショッピングセンター等との競合が予想以上に激しく、その後の開発事業は停滞した。再び進展を見せるのは90年代に入ってからで、新さっぽろターミナルビル(アークシティ デュオ-1)を1990年に開業させたことを皮切りに、交通拠点の整備と商業施設の拡大が行われ、同時期に公社が土地を貸与する方式で企業を誘致したことにより、地元企業の本社ビルや高層ホテル等の施設が建設された。2000年代以降は、鳴り物入りだった百貨店のプランタンやホテルのシェラトンといった外資系企業との提携解消など、商業的苦戦による変革を繰り返しながらも、金融機関・オフィス・ホテル・複数の事業者が乗り入れる鉄道駅・バスターミナルといった都市機能を備えた副都心としての顔と、百貨店を含めた複合商業施設・ガード下周辺飲食店街などの繁華街としての顔を持つに至る。
出典:wikipedia
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