川北大橋(かわきたおおはし)は、石川県白山市木津町から同県能美市三ツ口町に至る道路橋。かつては石川県道路公社が管理する有料道路(川北大橋有料道路)であった。加賀産業開発道路の一部となっている。石川県内最大の一級河川である手取川を渡る川北大橋(521m)とその前後の区間からなる。白山市漆島南交差点から能美市三ツ口町北交差点間にある川北大橋の部分は、普通車の通行料金が100円のため「100円橋」とも呼ばれている。通行料支払いを避けるために同橋の西にある辰口橋または東にある天狗橋へ迂回する車両も多い。当初は2020年(平成32年)7月5日に償還による無料化を予定していたが、新たな観光商品の造成や、近年のカーナビゲーション等の地図の更新へのゆとりを設けるために北陸新幹線の2014年度(平成26年度)開業に先駆けて能登有料道路、能越自動車道(田鶴浜道路)と共に、2013年(平成25年)4月1日の無料化が決定した。起点側から順に歩行者、自転車および原動機付自転車は無料。また、木津交差点から漆島南交差点の区間および三ツ口北交差点から三ツ口交差点の区間を利用した場合も無料である。料金は川北大橋料金所にて現金、回数券、「石川のみちカード」(プリペイドカード)のいずれかで支払う。「石川のみちカード」を利用した場合、裏面に印字されるマークは「」であるが、これは能越自動車道田鶴浜道路の田鶴浜料金所で利用した場合と同じである。ETCやクレジットカードでは精算できない(かつて道路関係四公団が発行していたハイウェイカードも利用できなかった)。1989年度まで22:00 - 翌日6:00は無料だったが、1990年度から無料化するまでは24時間徴収していた。11枚綴りおよび60枚綴りの回数券が車種ごとに設けられている。いずれの券種も10回分の料金で11回分利用できる。磁気式プリペイドカードである。形状や販売窓口、利用方法などは、かつて道路関係四公団で発行していたハイウェイカードとよく似ている。裏面に使用残数印字欄が設けられているが、ハイウェイカードとは異なり、通過した料金所を示すマークと残額が印字される。印字欄が一杯となった場合などには再発行券が発行される。一般用として、が発行されている。また、任意の利用金額を設定したノベルティ用のカードも存在している。川北大橋有料道路の他、石川県道路公社が管理する有料道路(能登有料道路や能越自動車道田鶴浜道路)で使用できるが、管理の異なる白山白川郷ホワイトロードやNEXCO管理の高速自動車国道などでは一切利用できない。障害者1人につき、事前登録を受けた自動車1台に対して通行料金が半額となる障害者割引がある。ただし、事前登録が必要であり、登録後も料金所を通過する度に身体障害者手帳の提示が求められている。
出典:wikipedia
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