モスクワ大学（モスクワだいがく）は、ロシア・モスクワにある公立大学。正式名称は、M. V. ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学（、略称: ）である。創設者ミハイル・ロモノーソフの名前が冠されており、サンクトペテルブルク大学と並ぶロシアの名門大学である。ロシアにある大学としては最大規模で、建物の高さは約240m。1944年創立のモスクワ国際関係大学は同大学国際関係学部を前身とする。ロシアにおける名門大学の代表格とされ、世界的にもよく知られた総合大学の1つである。18世紀の科学者ミハイル・ロモノーソフの建言によって、1755年に創設された。2003年現在、モスクワ大学は21の学部で構成される。3万1,000名以上の学部学生と約7,000名の大学院生が学び、5,000名以上の専門家が再教育を受けている。学部と研究機関は4,000名の教授、講師陣を擁し、約5,000名の研究者に対する訓練の場となっている。1953年に完成された現在の超高層の建物は、レフ・ルードネフの設計による、いわゆる「スターリン様式」の代表作である。1953年以来、ほとんどの学部がモスクワ南東の雀が丘（Воробьёвы горы）にある。

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