LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

無整流子電動機

無整流子電動機(むせいりゅうしでんどうき、)は、整流子の代わりに制御・駆動用の電源回路が組み込まれた、永久磁石同期電動機と同じ構造をもつ直流電動機である。ブラシレス直流電動機、ブラシレスDCモータ、BLDCモータとも言う。販売促進や宣伝など一般向けに「DCモーター」と言った場合は無整流子電動機の事を意味する。ブラシ付の直流電動機は効率が高く可変速運転ができ、さらに小型化が可能で比較的安価であるため広く使用されているが、ブラシは接触摺動しているため摩耗による寿命がある。このため、大型モータではブラシの点検や交換といった保守が必要であり、小型でブラシ交換が出来ない場合は、ブラシ寿命がモータの寿命となる。この欠点を解消するため、ブラシの役割を電子回路に置き換えたものが無整流子電動機(ブラシレスDCモータ)である。電流とトルクや、電圧と回転数が比例関係である点など直流電動機と同じ特性を持っている。また、起動トルクが高く、速度制御も電圧変更で容易に行うことが出来る。電子回路を使用しているため、プラスとマイナスを逆に接続しても逆回転しない。マイクロコントローラーと組み合わせることにより意図的に低速域でのトルクを高めたり、用途に応じて出力特性を一定の範囲内で任意に設定する事もできる。一般的にブラシ付の直流モーターでは、固定子側が磁石であり、回転子に巻線回路が存在するため、回転子に電気を供給するためにはブラシをコミュテータ(整流子)と呼ばれる接点と接触させる必要がある(コミュテータは回転することにより電流を転流させる装置)。これに対してブラシレスDCモータでは、回転子側は磁石であり、電気を供給する必要がない。巻線回路は固定子側にあり、転流は電子回路によって行われる。転流には回転子の磁極にあわせたタイミング検出転流が必要であり、回転角度の検出はホール素子などにより磁極の角度を検出している。転流回路のスイッチングの素子には、トランジスタ、FET、IGBTが使用される。小型で大きな出力を得られ、保守部品がないため、幅広い用途で使用されている。コンピュータ関係では冷却ファンやフロッピーディスク、HDD、CD-ROM装置などのモータとして、家電関係では扇風機やビデオテープレコーダのヘッド用として使用されている。大型のものでは、ダイレクトドライブタイプの洗濯機や、トヨタ・プリウス、ホンダ・インサイトなどのハイブリッドカー用モーター、また近年はRCカーにおいてもブラシ付きモーターに変わって使用されている。回転子の形状により、以下のように分類される。正逆回転を行う場合は、基本的に三相駆動が必要となる。正逆転回転が必要でない用途では、単相または二相での駆動が可能である。半波駆動の場合は、回路を単純にできるが、モータの効率が低下する。ローターの角度に合わせてスイッチングを行うため、ローターの回転角度を検出する装置が必要となる。整流子の代わりに電子回路を使用するという研究は、1930年代からサイラトロンを使用して始められていた。1960年代にはサイリスタやトランジスタを使用した実用的な無整流子電動機が販売されるようになった。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。