鞍馬線(くらません)は、京都府京都市左京区の宝ケ池駅から鞍馬駅までを結ぶ叡山電鉄の鉄道路線である。京都市中心部から市原駅付近までの生活路線および、鞍馬寺や貴船神社への参詣・行楽路線である。二軒茶屋駅付近までは山裾を走るものの沿線に住宅地が広がり都市近郊路線の趣きがあるが、同駅以北は50‰の勾配がある山岳路線となる。ただし、市原駅付近までは沿線の住宅地開発が進んでおり、山深さはない。秋の紅葉の時期に市原駅 - 二ノ瀬駅間で見ることができる『もみじのトンネル』は、貴船もみじ灯篭の期間中にライトアップが行われ、夜間(17時から21時頃)にこの区間を走行する際には、車内灯を消して徐行することによりその眺望を楽しめるようにしている。周辺道路が狭隘であることから、秋の観光シーズンには並行している鞍馬街道(京都府道38号京都広河原美山線)では慢性的な渋滞が発生するとされている。また、鞍馬の火祭の催行時は鞍馬周辺の道路が通行止めとなるため、地区への出入りは当路線が事実上唯一の交通手段となる。なお、鞍馬街道については道路改良が計画されている。平日ダイヤと土休日ダイヤの2つを基本としている。すべての列車が叡山本線から直通する。おおむね、平日昼間時間帯は出町柳駅 - 鞍馬駅間、出町柳駅 - 二軒茶屋駅間の列車がそれぞれ20分間隔、土休日昼間時間帯は全列車が出町柳駅 - 鞍馬駅間の列車で15分間隔で運転される。朝と夕方以降には市原駅で折り返す列車があるほか、車庫のある修学院駅発着となる列車もある。お盆や年末年始は平日でも土休日ダイヤで運行されることがある。また、観光シーズンには特別ダイヤが組まれることがあり、その場合は平日は出町柳駅 - 鞍馬駅間の列車が15分間隔と下校時に合わせた出町柳駅 - 二軒茶屋駅間の折り返し列車が、休日は最大で出町柳駅 - 鞍馬駅間の列車が12分間隔で運転される。2004年からは原則としてすべての列車がワンマン運転を行っているが、多客時は茶山駅から市原駅(二ノ瀬駅まで乗務する車掌もいる)までの区間で車掌が乗務することがある。平日昼間の出町柳発は、1時間あたり鞍馬線鞍馬行きおよび二軒茶屋行きが各3本運転に対し、叡山本線八瀬比叡山口行きは3本で、叡山電鉄本来の本線である八瀬比叡山口駅発着列車よりも、二軒茶屋駅発着列車の本数のほうが多くなっている。(駅番号は2008年10月19日から実施された。なお、宝ケ池駅には叡山本線としてのE06だけが与えられている)
出典:wikipedia
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