薩摩松元駅(さつままつもとえき)は、鹿児島県鹿児島市上谷口町にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。島式ホーム1面2線を有する地上駅でありホーム上に存在する駅舎には地下道を通る。2004年(平成16年)までは有人駅であったが、現在は無人駅となっている。IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能で(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)、簡易SUGOCA改札機が設置されている。SUGOCAの販売、およびチャージの取り扱いは行っていない。降車客のICカード以外の普通乗車券は駅の集札箱に投入、または車掌が回収する。一部時間帯のみ伊集院駅の駅員が改札を担当する。簡易自動券売機(ICカード非対応)が設置されている。薩摩松元駅設置前の上伊集院村(のちの松元町)には饅頭石駅(のちの上伊集院駅)が唯一存在していたが饅頭石駅は上伊集院村の中心部からは遠く、1949年(昭和24年)より上伊集院村は村の中心部である上谷口字松元に駅設置する請願を日本国有鉄道に行ったが、計画地が傾斜地に位置していることから許可が得られなかった。しかし、度重なる請願により駅の設置が許可された。請願駅であることから、上伊集院村は村の財源及び村民の寄付により駅の設置費用を全額負担し、さらに村民による奉仕作業が行われ、薩摩松元駅として上伊集院村の中心部に開設された。「薩摩」は旧国名である薩摩国のことであるが、「松元」は1954年(昭和29年)に駅を設置した場所の小字名が松元(日置郡上伊集院村大字上谷口字松元)であったことにより「薩摩松元駅」と命名された。その後1960年(昭和35年)に上伊集院村が町制施行した際に、薩摩松元駅が所在していたこと、現在の鹿児島市役所松元支所の場所に移転する以前の村役場が字松元に所在していたことにより松元町に改称された。
出典:wikipedia
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