たびら平戸口駅(たびらひらどぐちえき)は、長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道西九州線の駅である。九州最西端および普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道・本州・四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅。沖縄都市モノレール線が2003年(平成15年)に開業して同線の那覇空港駅(東経127度39分8秒)がその地位につくまでは、戦後長らく名実ともに日本最西端の駅だった。ただ松浦鉄道及び地元の平戸市では、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており、同駅到着前の車内放送でもそのように案内されている。駅前には地元平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がそのまま存置されているほか、2015年(平成27年)には松浦鉄道が当駅の愛称として「日本最西端の駅」を公式に採用するなど、「最西端」の称号は現在も沿線地域の活性化のために積極的に活用されている。鉄道の通じていない平戸島の最寄駅であるため、(旧)平戸市ではなく北松浦郡田平町(開業当時は南田平村)にありながら「平戸口駅」として開業した。1988年に松浦鉄道が発足すると、田平町の中心部にあることから翌1989年に「たびら平戸口駅」に改称された。その後、2005年10月1日に田平町が平戸市ほか2町村と対等合併して(新)平戸市となったため、この駅も平戸市内に含まれることになった。駅舎の一部が鉄道資料館となっており、営業時間内は無料で見学できる。1日の平均乗車人員は以下の通りである。駅周辺は平戸市田平町の中心地である。平戸島へは、駅から約500m先に田平港があるが現在は平戸への定期航路はなく、平戸大橋(国道383号)を経由してのアクセスとなる。平戸市中心部へは西肥自動車(西肥バス)の「平戸桟橋」行きのバスがある。駅すぐ前の「平戸口駅」バス停か国道204号に下りた「平戸口駅前」バス停が近いがどちらも本数は少なく、田平港そばの「平戸口桟橋」の方が利便性が高い。<平戸島方面><松浦方面><平戸島方面>
出典:wikipedia
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