賀田駅(かたえき)は、三重県尾鷲市曽根町にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線の駅である。1959年(昭和34年)7月、紀勢本線の最後の開通区間として三木里駅 - 新鹿駅間が開業し、それに伴って当駅が開設された。島式ホーム1面2線を有する地上駅。数本の側線が敷設されるなど構内は比較的広く、駅舎とホームの間を遮断機つきの構内踏切が結んでいる。開業当時からの駅舎はブロック造りの一階建て。周りの駅とデザインがよく似ている。尾鷲駅管理の無人駅であり、普段は駅舎内部の窓口はシャッターが閉まったままの状態となっている。近年は熊野大花火大会(例年8月17日)当日のみ窓口が開かれる。駅舎側の1番線を本線とした一線スルー配線のため、基本的に列車交換等がなければ上下列車とも1番線に入る(行き違い時は上りの方が2番線に入る)。ただし、当駅の場合は列車交換の有無に関係なく2番線に停車する列車も存在している。「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。周辺は古川が賀田湾に注ぐ河口にあたっている。駅の北に位置する賀田と、南に位置する曽根の、両集落のほぼ中間に当駅が置かれているが、駅名になっている賀田の集落は、当駅から見ると古川の対岸になる。紀勢本線の線路は賀田の集落を通っているが、そのまま直進して古川を渡り、対岸に当駅を置いている。これは、賀田の集落にそのまま駅を設けてしまうと、津波の被害を受けやすくなるためであると言われている。線路は賀田の集落のすぐ北から亥谷トンネル、曽根の集落のすぐ南から曽根トンネルに入る。前者は三木里駅付近、後者は二木島駅付近まで続き、共に長大なトンネルである。大曽根浦駅以南熊野市駅までの紀勢本線は、入り江の最奥部にある集落同士をトンネルで結ぶ性格から、駅と駅との間ではほぼ一貫してトンネル内を走っている。曽根トンネルは硬い岩盤のため非常な難工事で、後年青函トンネルの工事に参加した国内精鋭のトンネル職人が集められた。賀田の集落には尾鷲市立賀田小学校、尾鷲市立輪内中学校、賀田郵便局、尾鷲警察署賀田駐在所が、曽根の集落には尾鷲市役所南輪内出張所、三重紀北消防組合尾鷲消防署輪内出張所がある。道路は 国道311号が海岸線に沿う形で走り、駅の北側で県道70号が国道から西側へ分岐している。尾鷲市コミュニティバス 尾鷲市ふれあいバス
出典:wikipedia
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