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トリニティ・ブラッド

『トリニティ・ブラッド』は、吉田直のライトノベル。イラストはTHORES柴本。略称は「トリブラ」。連載短編『トリニティ・ブラッド R.A.M.』と書き下ろし長編『トリニティ・ブラッド R.O.M.』の2つのシリーズからなる。角川スニーカー文庫より計12冊刊行され、トータルで100万部を超える大ヒット作となったが、作者急逝のため未完のまま終わる。漫画化もされていて、絵:九条キヨ、原作:吉田直、キャラクター原案:THORES柴本として現在月刊Asukaで連載中。2016年3月現在では19巻まで発売中。「ザ・スニーカー」1999年12月号にパイロット版が掲載された後、2000年4月号より連載が始まる。また、アニメ化以前にfmosakaの『カドカワ・サウンドシネマ』内でラジオドラマが放送されていた。これは原作R.A.M.1 - 3をドラマ化したもので、アニメ版とはキャストが異なり、バップより各3枚、計9枚発売されている。世界すべてを巻き込み核兵器、細菌兵器などが飛び交った大災厄(アルマゲドン)の後、人類の文明はほぼ破壊され、人類の生存圏はヨーロッパ周辺にまで狭められ、文化・生活水準は中世まで後退した。更に追い討ちを掛けるように現れた吸血鬼(ヴァンパイア)との戦いに、人類は教皇庁を中心として辛うじて勝利した。しかし、彼らを完全に滅ぼした訳ではなく、ヴァンパイア達は真人類帝国を築き小競り合いを続けていた。そして長い時の後、教皇庁と帝国の境、イシュトヴァーンに一人の巡回神父が降り立った時、時流は再び流れ出した。人類の遥か未来を描く遠未来黙示録。註:「(ドラマCD)」はアニメ化以前の『Trinity Blood Rage Against the Moons』での配役。『Trinity Blood File』及び『トリニティ・ブラッド センチメンタル・アドベンチャー』はアニメ版と同じキャスト。キャストはアニメ版 / ドラマCDの順。特記がないものはアニメ版のキャスト。本策の舞台は世界の大半を壊滅させ、文明を崩壊させた熱核戦争「大災厄(アルマゲドン)」と、その後出現した異種知性体「吸血鬼」と人類との生存競争を繰り広げた「暗黒時代(ダークエイジ)」を経た遠未来のヨーロッパ。文化、技術力、価値観などの文明レベルは「大災厄」や「暗黒時代」で中世程度の水準まで落ちている。「大災厄」前の遺失技術の復元や独自の開発により電動知性や石油エネルギー、電気、航空技術など現代と同レベル、あるいは自動人形やサイボーグなどの現在以上の技術が実用化されている。それらは軍事用や支配階級のみに限られているとはいえ、作中の描写を見る限り大国や都市部では近代(産業革命以降)の風俗と現代文明が混在している社会が形成され、市場経済やマスメディアもそれなりに発達している一方、辺境や農村ではいまだ中世レベルとなっている。「真人類帝国」など吸血鬼(長命種)の間では人類社会よりも高い科学技術が用いられ、また「遺産」と呼ばれるオーバーテクノロジーも少なからず存在している。また、人類よりも長寿であるにもかかわらず何故か「大災厄」や「暗黒時代」の頃の詳細は伝えられていない。ローマ教皇庁の流れを汲む汎人類機関。暗黒時代の吸血鬼に対し唯一組織だって抵抗したことから「人類の守護者」と位置づけられ、その後出現した「黒い聖女」などの聖人たちの力を借りて吸血鬼たちを東欧地域に追いやることに成功し、その後は人類社会の旗手として超大国的な存在となる。しかし近年では吸血鬼の脅威が薄れ、また世俗諸侯と呼ばれる各国も国力をつけているためその影響力は薄れつつあり、また内部でも腐敗や旧弊の硬直化が進んでいる。そのため若手聖職者の間では急進的な方針を叫ぶものも多い。教会としての側面も色濃く残るものの行政機関的な性質が強く、また教皇や枢機卿など高位聖職者の位置づけは僧侶というよりは政治家のそれである。なお、作中ではカトリックのみが正当な宗教として人類圏全体で信仰されており、イスラム教、ユダヤ教はもとより、プロテスタントなどキリスト教の諸派も異端とみなされている。なお原作では、サン・ピエトロ大聖堂やサンタンジェロ城といった実在の建造物を施設として利用している。本作中の教皇庁は超国家的な組織である一方で「聖都」と呼ばれる本拠地ローマを中心とした広大な地域を支配する国家という性質も有している。教皇庁が直接統治している地域は現在のイタリアと、スイス、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナに相当。『ROMI』でのイシュトヴァーン出兵において併合された旧ハンガリア侯爵領が属領に加えられたが、そのため覇権主義拡大を恐れる世俗諸侯の不信を招き、また教皇庁と領土を隣接することとなった「帝国」との間にも緊張状態が生じることとなる。実在の国務省とは異なり外交と各教区間の連絡を担う部署。いわば外務省に相当し、ニュアンス的にはアメリカの国務省が近い。教皇庁の「国家」としての側面を代表している。実在の教理省に教皇庁領の内政を担う内務省としての機能が備わり、さらに軍事院、異端審問局、特務警察などを傘下においている。教皇庁の「超国家機関」としての側面を代表しており、国務聖省とは伝統的に仲が悪い。布教担当の組織が発展解消して成立した、広報、情報収集ならびにプロパガンダを担う部署。本来は聖遺物の鑑定を行う礼部省の一部署だが、本作中では遺失技術の発掘復元を行う最先端の技術研究所となっている。教皇庁が保有する独自の軍事力。暗黒時代に各地の義勇兵や有力聖職者の私設軍などを編成したのが由来で、現在では人類圏では最大規模の兵力と最新鋭の装備を保有する軍隊。過去にたびたび対「帝国」の「十字軍」を起こし、また教皇庁に反抗的な世俗諸侯や自由都市に「強制審問」の名の下宣戦布告することもある。現在の総司令官は教理聖省長官のフランチェスコ。通称「世界の敵(コントラ・ムンディ)」と呼ばれる秘密結社。ラテン語で「我ら、炎によりて世界を更新せん(イグネ・ナチュラ・レノヴァトール・インテグラ)(Igne natura renovatur integra)」(直訳は「炎によりて全き世界は更新される」という意)というスローガンの下に、各地でテロ行為を行う。もとはゲルマニクスの小さな異端結社だったが、カインとケンプファーによって乗っ取られて以降急速にテロ組織として急成長した。しかし、犯罪ネットワークの管理者という活動が主であまり表舞台に出ることがなく、また騎士団として動く際も「世界に不満を持つ者に技術や人員を提供する」という形をとるため、その存在を知る者は少ない。名前の由来は薔薇十字団(ローゼンクロイツ)。団員の制服はナチス親衛隊を連想させるデザイン。団員の称号や作戦名はすべてドイツ語である。アウグスタ・ヴラディカと呼ばれる指導者に率いられた吸血鬼(長生種)によって東欧、中東に建国された本作中唯一の非人類国家。作中の地図では国土は現在のトルコを中心にギリシャ、ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、ウクライナ、キプロス、シリア、レバノン、イスラエルに相当するが、アジア、アフリカ部分に関してはもっと広範囲である模様(作中ではエジプトやメソポタミアも帝国領とされているほか、貴族の爵号には現在のイランやスーダンの地名も見られる。ただし、後者に関してはザグレブやマケドニアなど人類圏の地名も含まれているので「=帝国領」とは言い切れない)。吸血鬼(長生種)が貴族として平民である人類(短命種)を支配しているが、数は全人口の一割にも満たない。作中の説明によれば、皇帝の絶対的な権威のもと二つの種族が共存する社会ということになっている(帝国臣民の短命種は皇帝に従属しており、その臣下である長生種とは本質的に平等とされる)。基本的には能力主義であり、短命種も本人の能力と努力しだいで「士民」として取り立てているためその点では封建的価値観や金権体質がはびこる人類圏よりも近代的といえる。ただし、絶対的権威である皇帝の存在抜きには成り立たないシステムであり、またあくまで長生種のほうが優れた種であるという前提にたっているため人類圏の標準的価値観からは到底受け入れられないものである。教皇庁とは不倶戴天の間柄であり(アニメ版では両者の関係を双方とも政治や外交のレベルで捉えているなど冷戦期の米ソのような「敵国」という雰囲気)、約800年前の建国以来たびたび教皇庁の「十字軍」と交戦、これを退けているが、作中年代までの100年ほどは対外的に沈黙を保っている。本作中で帝政を敷いている唯一の国家であり、作中での「帝国」はこれをさす。また、言語は人類圏とはまったく体系が異なる「帝国語」が用いられている(原型はルーマニア語の古文)。文化や作中での位置づけはオスマン帝国を彷彿とさせる国家だが、社会構造や政治システムは征服王朝のものを下敷きにしている。現在のイギリスに位置する北の島国で、教皇庁の支援なしで復興を遂げた歴史や地政学的条件などから教皇庁や他国に対し独立志向が強い。政体や文化、生活水準はヴィクトリア朝期の大英帝国を彷彿とさせる。高い技術力と産業基盤を持つ重商主義国家だが、現女王が後継者不在のまま危篤状態であるため情勢は不安定になっていた。また、その技術力の背景には首都ロンディニウム地下の「隔離地区」に吸血鬼たちを匿い、その見返りに技術提供を受けてきたという知られざる一面がある。なお、「アルビオン」とは狭義では現在のイングランド地域を指し、従属国に近いエリン(旧アイルランド)のみならずスコットランドやウェールズも厳密には属領ということになる模様。現在のドイツに位置する新興の軍事国家。近年急速に工業化と軍備増強を推し進め、隣国オストマルクを侵略するなど領土拡張路線を見せていることから各国に警戒されている。首都はユーバーベルリン。「騎士団」発祥の地で、その勢力が国家の中枢に入り込んでおり国王さえ手が出せない。モデルはドイツ帝国ならびにナチス・ドイツと思われる。現在のスペイン、ポルトガル、モロッコを治める国。封建的な政策を採っており教皇庁とも関係が深い。首都はセビリア。『R.O.M』では「沈黙の声」事件で滅んだ隣国カタロニアを併合している。現在のフランスに位置する農業国。アルビオン、ゲルマニクス、ヒスパニアと並んで「四王国」と称されるがブルターニュ半島が水没するなど北部は荒廃しており他の3国と比較すると国力は低い。首都はマッシリア。現在のチェコ、スロバキアとほぼ同位置。首都プラークなど西部は発展しているが、「帝国」と隣接し、また貧しい農村が多い中部や東部では異端派や武装蜂起が発生しやすい。現在のブダペストに位置しハンガリー地方を治める独立都市国家。表向きは市議会が政治を行っているが実際は吸血鬼であるハンガリア侯ジュラ・カダールの支配下に置かれ(ハンガリア侯爵領)、市警軍など各機関もその配下となっていた。地政学的に教皇庁領と真人類帝国との境に位置し、人類圏にありながら吸血鬼が支配するという二重性から両者の緩衝帯となっており、教皇庁も見過ごすしかなかった。ドナウ川をはさんで、西街区がジュラの領地、東街区が人間たちの居住エリアとなっていた。名称はイシュトヴァーン1世に由来すると思われるが、作中では暗黒時代にこの町を復興させた聖人の名とされている(おそらくジュラの先祖)。現在のチュニジアに位置する独立都市国家。作中の世界観からイスラム教が衰退しキリスト教社会に組み込まれているものの、アラブ民族やベドウィンの文化が色濃く残っている。地中海貿易の要衝であり、「帝国」と人類圏の三角貿易の拠点ともなっている。ネーデルラント(現ベネルクス3国)に位置する独立都市国家。ブリュッセル、アムステルダム、アントワープ、ブリュージュを中心とする商業都市の連合体であり、4都市の都市貴族で構成された政府とそれを支える世襲官僚や傭兵貴族によって運営されている。警察組織を束ねていた傭兵貴族ヴァトー家が滅ぼされて以降は、暗黒街を支配する吸血鬼氏族4伯爵(カウント・フォー)が表の政治にも強い影響力を持つようになっていた(アニメ版では完全に実効支配されている)。※この他、ヤゲロー大公国、マケドニア公国、バルト三国、北部諸侯国群が存在。2005年4月28日よりWOWOWノンスクランブル放送にて放送開始(全24話)。原作とは時系列が異なり、間に3年の開きがある「R.O.M」と「R.A.M」を同じ時間軸に再構成しているため原作では「R.O.M」編、「R.A.M」編の片方にしか登場しないがアニメでは両方のエピソードに登場している人物もいる。また原作で死亡する登場人物が最後まで生存している例やその逆の例もある。第1話はWOWOWアニメの最高視聴率を記録した。

出典:wikipedia

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