『まんが宇宙大作戦』(まんがうちゅうだいさくせん、原題:"Star Trek: The Animated Series")は、『スタートレック』シリーズの1つで、アメリカにおいて22話が放映されたSFアニメ番組である。30分番組であり、1973年9月8日から1974年10月12日にかけて放映され、日本では1977年4月10日から9月13日にかけて放映された。以前はスタートレックシリーズでのオフィシャルな映像作品(いわゆる正史)扱いはされていなかったが、スタートレックの版権を持つCBSは2012年以降公式サイトで本作をオフィシャルな映像作品に含めている。アメリカでは前作と同じく "STAR TREK" のタイトルで放映されていることから、区別するために "Star Trek: TAS" とも呼ばれる( TAS = The Animated Series の略)。アメリカにおいて1969年に『宇宙大作戦』が終了した後、初めて作られた作品である。基本的な設定は前作を引き継いでおり、同じ異星人や星などが多数登場している。アニメーションならではの変更箇所もあり、乗員に非人間的な風貌の異星人たちがいたり(後述)、惑星上で怪獣が出てくるなど、実写では(予算的に)製作が困難だった話もある。SF作家のラリー・ニーヴンが参加しており、自身の作品『ソフト・ウェポン』を原作にして「過去から来た新兵器」を執筆している。アニメの製作は社により行われた。アニメーションとしての作画の出来はあまり良いとは言えないが、『宇宙大作戦』の良い部分はほとんどそのまま継承しているため、作品自体の評価は高い。他のフィルメーション作品では『まんが猿の惑星』『ミクロ決死隊』などが日本でも放映されている。声は前作で役を演じた俳優本人が行っている。スケジュール調整ができなかったために俳優たちが各地でバラバラに録音し、編集によって1つにするなどの作業が行われた。ウォルター・ケーニッグは参加できなかったため、彼が演じていたパヴェル・チェコフも本作には登場しないが、スタッフとして「惑星ファイロスの巨人」の脚本を手がけている。日本では俳協とテアトル・エコー所属声優が中心となって声を当てている。また、翻訳監修が『宇宙大作戦』と異なるため、専門用語も他のシリーズと異なっている。日本では1977年4月10日から同年9月13日まで東京12チャンネルにて初放映。放送時間(JST)は、4月10日から6月26日までは毎週日曜9:30 - 10:00、7月5日から9月13日までは毎週火曜9:00 - 9:30。カッコ内は日本での話数。1973年9月8日から1974年1月12日にかけて放映。1974年9月7日から1974年10月12日にかけて放映。
出典:wikipedia
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