『ソロモンの鍵』(ソロモンのかぎ)は、1986年にテクモ(現・コーエーテクモゲームス)からアーケードゲーム・ファミリーコンピュータ向けゲームとして開発・販売のアクションパズルゲーム、あるいはその関連作品の1つ。関連ゲーム各種がテクモ、及びテクモより許諾をうけた数社から数多くのプラットフォーム向けに発表されている。1986年7月にアーケード用ゲームとして第1作目が稼働された。魔法使い・ダーナが、世に解き放たれた悪霊を封印し世界に平和をもたらすため、魔法書「ソロモンの鍵」を求め魔の星座宮に挑むアクションパズルゲーム。『ソロモンの鍵2 〜クールミン島救出作戦〜』を除くと、アーケードゲーム・ファミリーコンピュータで発表された第1作目からの移植が中心で、基本的なゲームシステムがシリーズ全般で共通している。これまでも数多くのプラットフォームへの移植が行われている。関連作品の展開は、2000年以降は、主に携帯アプリへの移植が行われている。日本国外では『"Solomon's Key"』のタイトルで発売された。固定画面のアクションパズルゲーム。主人公のダーナを操作し、制限時間内に次のステージへと続く「鍵」を入手し「扉」への到達を目指す。魔法使いであるダーナは「換石の術」という能力を持ち、中空になっている場所であれば自分が向いている方向の一つ前や足元斜め一つ前などに自在に石のブロックを生成できる。この能力を駆使して足場を作りながら目的の場所まで行ったり、ステージ内にいる様々な敵の妨害から身を守ったりする。出せるブロックの数に特に制限はないが、白く硬い石に阻まれた場所や敵が次々と出てくる門の前など特定の場所では「換石の術」が使えない。また、出したブロックは再度「換石の術」をかける、あるいは頭突きをするなどをして壊すこともできる。ブロックを破壊することで閉ざされた進路を切り開いたり、敵の足下を崩して退治したりといったこともできる。このように「換石の術」は単純な能力ながら応用範囲が広く、このゲームが持つ一番の特色にもなっている。また、敵キャラを倒す手段は「マンダの壷」を入手する事で得られる「火球の術」と呼ばれる、火球による攻撃や特定の敵にのみ全滅させる事ができる「メルトナの薬」があものの、これらのアイテムはゲーム全体を通じて有限であるため、使用できる局面は極めて限られる。また、クリアするのに必須となる「鍵」以外にもステージ内には様々な補助魔法アイテムや得点アイテムが用意されている。 アーケード版『ソロモンの鍵』を元に、携帯電話向けに移植が行われている。移植対象とタイトルが非常に多いため、ここでは作品の一覧のみを示す。ゲーム誌「ゲーメスト」の増刊である『ザ・ベストゲーム2』では、「撃てる数に制限こそあるが火球の魔法は便利。うまくなると次第に火球の魔法を使わなくても済むようになり、その微妙なバランスがアクションパズルとしての完成度を高めるとともに、プレイヤーの向上心をかくたてる要因にもなっている」、「身近なようで神秘性もある黄道十二宮(星座)がモチーフになっていて、六芒星のパネルや隠し部屋など、散りばめられた謎を解き明かす楽しみも持ち合わせている」と紹介されている。ゲーム誌「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.84点(満30点)となっている。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「おもしろいゲームだけど、パスワードコンティニューがないのがちょっとツライ。かなり評判の良かったゲームだ」と紹介されている。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計23点、「月刊PCエンジン」では85・80・60・70・70の平均73点、「マル勝PCエンジン」では7・7・8・7の合計29点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.82点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で343位(485本中、1993年時点)となっている。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計25点、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.2点(満30点)となっている。
出典:wikipedia
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