第34装甲旅団「コブレンツ」(だい34そうこうりょだん、ドイツ語:Panzerbrigade 34 "Koblenz")は、ドイツ連邦陸軍の旅団の一つ。1981年から2002年まで存在していた。旅団司令部をディーツに置き、旅団の部隊はラインラント=プファルツ州に駐屯していた。1956年に編成準備命令が出されホーエンフェルス演習場においてA5戦闘群が編成される。1957年にA5戦闘群はコブレンツに移駐する。1959年にA5戦闘群は第14装甲旅団に改編される。旅団改編時は以下のとおりであった。旅団は初め第5装甲師団の隷下におかれた。1962年に第140装甲偵察中隊が解散され旅団司令部中隊に取り込まれた。陸軍第2次編制にて第140防空砲兵中隊が除外され、代わりに第140駆逐戦車中隊が編成され防空機能を引き継ぐ。1972年に第146補給大隊が解散し第140整備中隊と第140補給中隊が新編される。1972年に装甲偵察隊が再び独立部隊となり第140装甲偵察隊が旅団隷下になる。1972年時点での旅団編成は以下のとおりであった。1977年にヴュルツブルクの第12装甲師団に配転される。1977年から1978年にかけて陸軍第4次編制の試験のため第14装甲旅団は試験旅団の一つに選ばれた。陸軍第3次編制で1980年に第145装甲砲兵大隊が旅団から離脱し、これにより第16郷土防衛団隷下の第545野戦砲兵大隊となった。砲兵部隊を失った旅団は代替措置としてクーゼル駐屯の第145装甲砲兵教導大隊を隷下に入れる。 1981年に第14装甲旅団は第34装甲旅団に改称する。これにより、第14装甲旅団の名称は旧第6装甲旅団に引き継がれた。当時の旅団編成は以下のとおりであった。1986年に装甲偵察隊はゾントラに移転する。1990年にエーレンブライトシュタイン要塞にて厳粛な儀式の下で愛称「コブレンツ」が与えられた。その後第4防衛管区司令部 / 第5連邦軍の隷下に入る。1992年に第340駆逐戦車中隊は解隊し第340装甲工兵中隊は第3工兵団の隷下となった。1992年から1993年にかけて第341戦車大隊、第344戦車大隊、整備中隊、補給中隊および野戦予備中隊が解隊する。1992年に第343戦車大隊は第343装甲擲弾兵大隊に改編される。第4防衛管区司令部 / 第5連邦軍の合併・改編に伴い、再び旅団は第5装甲旅団隷下となる。この改編の過程で第15装甲旅団から2個大隊と2個中隊を編入する。旅団はディーツに移転の後に改編され以下のような編成となった。旅団は2002年に解隊される。
出典:wikipedia
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