内船駅(うつぶなえき)は、山梨県南巨摩郡南部町内船にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。旧・南部町の中心部に近い位置にある。特急「ふじかわ」を含むすべての列車が停車する。島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はほぼ北西から南東に走り、駅舎は線路の南西側に設けられている。のりばは駅舎側から1番線、2番線で、1番線に甲府方面の列車が、2番線に富士方面の列車が発着する。当駅は側線を3持ち、うち1本が1番線の西側に、もう2本は2番線の東側にある。東側にある側線のうち1本は構内の寄畑方で本線から分岐して甲斐大島方で途切れているが、他の2本は当駅の寄畑方で本線から分岐した後、そのまま甲斐大島方で本線に合流している。ホームの寄畑方の端は緩やかな坂となっており、これを下ったところから駅舎へ、1番線の線路と側線1本を越えて構内踏切(遮断機・警報機つき)がのびている。駅舎は1967年(昭和42年)3月築のコンクリート造り2階建ての建築物で、内部には締め切り可能な待合室がある。2階建てではあるがコンコース部分は吹き抜けとなっており、大きな窓を持つため内部は明るい。比較的大きい駅舎で、駅周辺も商店等が立ち並ぶ様な立地にもかかわらず、1999年(平成11年)4月から無人駅となっており、駅舎の内部にある窓口はふさがれ、待合室には売店があったがシャッターが閉じられている。身延駅管理。無人駅のため、特急列車・車掌乗務列車に乗車の場合は車内で乗車券類を購入する形となる。ワンマン列車の場合は整理券を取り、下車駅または乗りかえ先の列車内で精算となる。2011年9月21日に上陸した台風15号の影響で当駅から甲斐大島駅の盛土が崩壊したのをはじめ、各地で土砂流入や倒木が発生した。同年11月14日に内船駅から南側が復旧したが、盛土崩壊箇所は依然復旧作業中であったため当駅で折り返しを実施し、以北は身延までバス代行の措置をとっていた(それまでは西富士宮駅から身延までバス代行)。そのため完全復旧まで以下の措置が取られている。その後2012年3月17日に全面復旧したことから夜間停泊は廃止され、停車ホームも通常通りに戻っている。駅前は整備されており町営バスやタクシーの乗り場があるがバスの本数は少ない。タクシーの配車数も少ないが、南部タクシーの営業所が近いので電話をするとすぐに迎えに来てくれる場合も多い。駅周辺(内船地区)には南部氏由来の史跡や温泉施設「なんぶの湯」、南部町役場南部分庁舎、南部町立栄小学校、南部自動車教習所があり、駅の西には思親山や東海自然歩道などのハイキングコースとなっている。内船地区に人家があり商店もあるが、駅の北西300メートルほどのところにある南部橋で富士川をわたると南部の市街地に出る。南部町立南部中学校や南部警察署はそこにあり、さらに東へ行くと十枚山や篠井山の登山コースがある。駅前を身延線や富士川に沿って走る道路は県道10号で、身延町から富士宮市に掛けて富士川東岸を縦貫する。※特急「ふじかわ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
出典:wikipedia
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