専修学校河合塾仙台校(せんしゅうがっこうかわいじゅくせんだいこう)は、準学校法人文理学院が運営する宮城県仙台市青葉区本町を本拠とする東北地方最大手の予備校である。1997年(平成9年)3月19日に専修学校として認可され、一般課程の学科として「大学受験科」を持つ。河合塾グループの一員であるが、学校法人河合塾の直営校舎(大阪校、広島校など)ではない。以前は、学校法人河合塾(本部:名古屋市)の仙台事務所が河合塾仙台校の中央校舎内にあった。キャッチフレーズは "face to face" で、河合塾の "Aim High" とは異なるのが特徴である。兵庫県神戸市のコロンビア学院同様、比較的自由にカリキュラムを組めるため、基本的な部分は河合塾直営校舎と同じシステム(基礎シリーズなど)に準拠しつつも「仙台校オリジナル」と称する独自カリキュラムを採用している。例えば、昼休みにセンター30分ドリルを実施したり、模試・校内テストの成績で赤点を取ると閉館時間まで居残り補講を強制することなどが挙げられる。このため、河合塾グループの中でも比較的厳しい校風と言われている。開校当初は東北文理学園(法人名、後に文理学院に改称)・文理予備校という名称であり、当時より東北最大の予備校としての地位を確立していた。しかし、代ゼミの仙台進出後に生徒数が減少し出したため、大手予備校の河合塾が文理予備校を吸収合併しててこ入れすることを提案。しかし文理予備校では反対運動が起きたため、文理予備校の一部が仙台文理に分裂。そのため河合塾は文理予備校を運営する文理学院との合併を断念し、代わりに文理学院と河合塾との間で提携を結び、河合塾グループに入ることで合意した。その後、文理予備校は1991年に河合塾文理に、2006年には河合塾仙台校に改称し、現在に至る。準学校法人文理学院は、2006年4月1日より、校名を「河合塾仙台校」とすることを東北地区高等学校に通知。同時期には河合塾グループである札幌予備学院が河合塾に吸収合併され、「河合塾札幌校」に改称したが、仙台校は河合塾地方事務所の整理統合と個人情報管理の簡略化の都合上、校名変更しただけであり、運営は引き続き文理学院が行っている。河合塾仙台事務所は、中央校舎本館1階(現在はアカデミア館に移転)に河合塾東北地区営業部として移転し、本館前にあった「(名古屋)河合塾仙台事務所」の看板も現在ははずされている。2006年度以降、文理学院では中央校舎を「浪人生専用校舎」と位置づけており、季節講習の期間を除き、原則として浪人生向けの授業以外は開講されない。但し、アカデミア館及び1号館の自習室は駅前校舎に所属する現役生でも使用可能である。文理予備校時代より長年にわたり文理学院の拠点となっている。2010年3月までは改装工事をしていた為、アカデミア館が本館機能を担っていた。2010年4月よりベリスタ館としてリニューアルされた。文理学院と河合塾が共同で設立した、比較的新しい建物である。(1991年3月竣工)浪人生向けのほとんどの授業はアカデミア館で行われている。本館が使用できなかった期間中は、中央校舎における本館機能を代行していた。4階から7階は主に、トップレベル・ハイレベルコースのホームクラスとして使用されている。1階に書店が入居し、2階から5階は早慶大、地方国立大、私立大コースのホームクラスとして使用されている。以前は小学・中学グリーンコースが使用していたが、現在は5号館(河合塾NEXT)に移転しているため、小・中学生向けの授業は開講されていない。2006年度以降より、文理学院は駅前校舎を「現役生専用校舎」と位置づけており、河合塾直営校における「現役館」に相当する校舎であった。季節講習の期間を除き、原則として現役生向けの授業以外は開講されない。但し、ブース式自習室「スペースエイト」は中央校舎に所属する浪人生でも使用可能である。上述のベリスタ館の開業に伴い、2010年に閉鎖。跡地は四谷学院の仙台校になる予定。仙台校は東京からのアクセスが悪くない(新幹線で1時間40分程度、河合塾は講師に移動手当を支給している)ため、首都圏をメインに出講している講師が多い。首都圏の複数校舎(本郷校や池袋校など)に出講した後、新幹線を利用して毎週1日〜3日程度滞在し、仙台校の授業に出講する。また、東北地区所属の講師は現役館(駅前校舎)との掛け持ちや地元で副業を行っている人に限られるが、これは東北地区が首都圏地区と比べて校舎数が絶対的に少なく、各校をローテーションする場合は首都圏に居住した方が都合がよいからであると考えられる。東北地区における「小学・中学グリーンコース」の教室名で、主催は文理学院の子会社の(株)文理ラーニングである。
出典:wikipedia
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