『わんぱくダック夢冒険』(わんぱくダックゆめぼうけん)または『ダックテイル』(原題: "DuckTales")は、1987年から1990年までアメリカ合衆国で放送されていたウォルト・ディズニー・カンパニー製作のテレビアニメである。ディズニーキャラクターのスクルージ・マクダックと、ドナルドダックの甥・ヒューイ・デューイ・ルーイの三つ子を主役とし、彼らが巻き起こす騒動や財宝を巡る冒険、家族愛などを描いた作品。ディズニーからアニメーション制作委託を受けた東京ムービー(スタッフロールでの表記はTMS Entertainment)により、1987年9月から1988年1月まで全65話、1988年11月から1989年3月まで66~75話、1989年9月~1990年2月まで76~93話、1990年9月~同年11月まで94話~100話が制作・放送された。シーズン1で全65話放送され、人気を得たことからさらに35話が追加され、合わせて100話になった。追加分は1989年から1990年まで放送されたが、ディズニーはこの時既に東京ムービーとの提携を解消していたため、委託先を大韓民国や台湾の制作会社に変更している。本シリーズの劇場版にあたる『ダックテイル・ザ・ムービー/失われた魔法のランプ』 () が1990年に公開された。1980年代に制作されたディズニーのテレビアニメでは最も成功を収めた作品であり、全100話という話数は同社のテレビアニメ中最も長いものの一つである(最長はの全120話)。この成功を受け、ディズニー社は『チップとデールの大作戦』などの既存のキャラクターを利用した新たな作品や、『ダックにおまかせ ダークウィング・ダック』や『クワック・パック』などの派生作品も企画・製作した。日本では『わんぱくダック夢冒険』の邦題で、1988年4月4日から1989年3月27日までテレビ東京系全国ネットのアニメ枠『ディズニー劇場』で放送。ナレーターを務めていたのは山寺宏一で、山寺はシーンの状況説明などのほか、キャラクターにツッコミを入れることもあった。また、CMに入る際のアイキャッチに「チャンネルはそのままダック」という決まり文句があった。ビデオソフトは、当時日本国内におけるディズニー作品のビデオ販売を手掛けていたバンダイから「伝説の黄金」と「地底探検」の2本が発売されている。2004年からは、未放送エピソードを追加した完全版が2004年WOWOWのディズニーアニメ枠にて『ダックテイル』として放送された。この際、邦題に加え各キャラクターの配役も変更し(ただし、ビークリーやジャイロなどの一部キャラクターの担当声優はそのまま)、テレビ東京で放送済みのエピソードも再度吹き替えが行われた。一部のエピソードを納めたビデオソフトがブエナビスタより数本発売されている。2005年には、上記の映画を日本語吹替した『ダックテイル・ザ・ムービー/失われた魔法のランプ』のDVD発売・レンタルが開始された。後にディズニー・チャンネルなどでの放送及び2016年7月1日以降のHulu内での「Disney BOX」で配信されたのもこのWOWOW版である。2011年6月20日より、NTTドコモのiモード向け動画配信サイト・BeeTVにおいて第65話までが配信された。擬人化したアヒルを中心にイヌやブタも登場する。担当声優は原語版、テレビ東京版・バンダイ版、WOWOW版の順で示した。本作を基にしたゲームソフトがカプコンから発売されている。特に『わんぱくダック夢冒険』はディズニーゲームとしては珍しい名作であるとされており、BGM『月面ステージ』は後に横浜DeNAベイスターズの応援歌にも使われるようになった。また、セガが1991年にドナルドを主役にしたLucky Dime Caperというゲームを発売しており、これにはスクルージや三つ子たちが登場するなど、本作の設定が使用されている。
出典:wikipedia
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