『おはよう! スパンク』は、雪室俊一原作・たかなし♥しずえ作画による日本の漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ、アニメ映画。講談社『なかよし』にて、1978年から1982年まで連載され、テレビアニメは1981年から1982年まで放送された。なお、漫画の連載はいったん終了し、講談社から当時刊行されたKCなかよしの単行本4巻にも「おわり」と記載されていたが、1980年に再開され単行本は7巻まで刊行された。また、1999年には同社から文庫コミックが全4巻で刊行されている。1981年(昭和56年)度、第5回講談社漫画賞少女部門受賞。海で父が行方不明になった愛子。母が帽子のデザインの仕事でフランスに渡るため、画家である伯父・藤波の家で暮らすことになる。引っ越し早々交通事故で飼い犬パピーを失った愛子は、海岸に住みついているへんてこな白い野良犬、スパンクと出会う。自分も飼い主を海で亡くしていたスパンクは、自分なりに愛子を励まそうとする。お節介でドジだが憎めないスパンクに愛子は心を開き、一緒に暮らし始める。スパンクたち犬や猫はときには人語を解し、二足歩行し簡単な調理までこなすが、意図が愛子たちに伝わらなかったり、必ずしも信じてもらえず、あるいはお節介や勇み足などから小さな騒動を起こす。本項では、おもにアニメ版について記述しているが、原作との相違点について簡単に記す。以下の登場人物はアニメ版のものであり、原作とは設定や名前が一部異なっている。スパンクの飼い主である森村愛子が夏休みにパリに行っている間、小杉庸子という少女が代わりにスパンクの飼い主になる。その後、スパンクは誘拐事件に巻きこまれてしまう……という話。これ以降愛子は原作にはしばらく登場しないが、物語の終盤になって再登場している。1981年3月7日から1982年5月29日にかけて、毎週土曜日19:00 - 19:30に、朝日放送(ABC) ・テレビ朝日系列で、全63話放送された。また、系列外局でも遅れネットで放送した局もある。放送期間が延長されたが、その一方で、メイン商品のスパンクのぬいぐるみの売れ行き低迷に悩まされた。※いずれも各社公式のロゴではなく、丸ゴシック体での表記だった。再放送では「製作著作 トムス・エンタテインメント」に差し替えられ、EDではさらに「アニメーション制作 東京ムービー」が付加されている。主題歌を収録したEPレコードは、OPとEDを収録した3枚がそれぞれ、挿入歌1曲ずつと合わせた形で別々に発売された(『愛子のテーマ~』は、『おはよう!スパンク』と同一のEPに収録)。1981年、ビクター音楽産業から発売。副題は「歌と詩集(ポエム)」A面は歌が6曲、B面は愛子の詩集(ポエム)として岡本茉利のナレーションにBGM(本編中のBGMかどうか不明)が収録された。A面B面系列は現在のもの。青森県、山形県、長野県、鹿児島県では放送当時テレビ朝日系列局が存在したが、いずれもクロスネット局だったため、編成やスポンサーセールス等の都合から、他系列局で放送した。テレビ岩手・山形テレビについては本番組開始以前にクロスネットながら系列局だった時期がある。1982年3月13日公開。愛子は一人の少年に、スパンクはその少年の飼い犬であるアンナというメス犬に出会い、スパンクはアンナに一目惚れ。ある日、愛子たちのクラスに島田翔という少年が転校してくる。彼はヴァイオリンの天才だったのだ。そんなある日、せりのは彼女の誕生日に翔が来てくれないことに嫌気がさして、愛子は翔に話をつけてくるが、『行かない』と言い出して、愛子と喧嘩してしまう。愛子は激怒し、さらにスパンクは愛子に翔の家の出入りを禁じられ、ショックを受けてしまう。しかし、そんな夜、アンナが行方不明となってしまう・・・。2011年1月、TVシリーズのDVD BOXがキングレコードから発売。映画版DVDは2007年3月にエスピーオーから発売。アニメは日本国外でも放映された。フランスではチプーヌ (Tipoune) (第3話の名詞を差し出す場面でチプーヌ・スパンクと書かれている。愛子の名はクレール森村)、ドイツではクルト (Kurt) など、各国の犬の名前になっている。以下は各国でのタイトルである。
出典:wikipedia
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