『ペンゴ』(Pengo)は、1982年にリリースされた、セガ(後のセガ・インタラクティブ)販売のアーケードゲーム。また、その主人公キャラクターの名前。コアランドテクノロジー(後のバンプレスト)開発とされている。携帯電話など各種プラットフォームに移植されている。赤い体に緑色のくちばしと手足を持つペンギンのペンゴを操り、敵キャラクターであるスノービーを全滅させることが目的の、アクションパズルゲーム。画面にはアイスブロック(以下、氷と呼称)が迷路状に配置されており(この配置はいくつかのパターンからラウンド開始時にランダムに決められる)、この氷でスノービーを押し潰すのが主な倒し方である。ペンゴはスノービーに触れるとミスとなる。盤面上に配置されている氷の前でボタンを押すと、氷のさらに向こう側に氷や外壁がなければ、他の氷か壁にぶつかるまで氷を押し飛ばす。この氷でスノービーを押し潰す際、まとめてスノービーを潰すことで高得点となる(1匹で400点、2匹で1600点、3匹で3200点、4匹で6400点)。また、向こう側に氷や外壁のある(飛ばすことのできない)氷の前でボタンを押すと、氷を破壊することができる(30点)。ただし、ダイヤモンドブロック(後述)は破壊できない。外壁の前でボタンを押すと壁が揺れ、壁に接触していたスノービーは一定時間しびれてしまう。しびれている間に捕獲することも可能(100点)。各ラウンドに三つ、ダイヤモンドブロックという名の破壊できない特殊ブロックがある。これを一列に並べるとボーナスが10000点入る(壁沿いに並べた場合は5000点)。さらにボーナス点加算直後に画面内のスノービーが全てしびれ状態になり捕獲可能となる。ボーナスが入るのは一面ごとに一度だけで、ダイヤモンドブロックを再度並べ直しても何も起こらない。面クリア時に、クリアまでに掛かった時間で決定されるボーナス点が加算される。1周全16面。全体で4つのレベルに分けられる。偶数面をクリアすると、ナムコの『パックマン』のようなコーヒーブレイクデモがある。8面クリア後のデモでは、6羽のペンギンがタイトーの『スペースインベーダー』のような動作をする。16面をクリアすると、1面に戻る。「表記が17面で実質1面」ではなく、表記も「1面」である。ラウンド表記は基板によって「ACT」のものと「RD(ROUND)」のものがあった。最高得点は655350点。これを超えると、カウンターストップはせずに0点に戻る。日本国内向け製品のラウンド中のBGMには、ガーション・キングスレイの『ポップコーン』が使用されている。当時のアーケードゲーム業界には楽曲等の著作権に対する認識が甘い部分が随所で見られ、無許可で楽曲を使用するケースが多かったことから、そのためペンゴも同様のケースと勘違いされることが多いが、インストラクションカードにはJASRACのシールが貼付されており、正規の許諾を得ていることを示している。また、前述のコーヒーブレイクデモでは、交響曲第9番 (ベートーヴェン)(いわゆる第九)が使われている。なお、海外版や一部の移植版では別の曲が使用されている。古いゲームであるだけに偶発的なバグが発生する。前項で述べたボーナス直後のスノービーのしびれ状態が発生しない個体があったり、ダイヤモンドブロックが消滅したり(当然ボーナスは取れなくなる)など。時には完全にフリーズしてゲームを続けられなくなることもある。バグのいくつかは、アトラクトデモで再現されている。など。また、卵の入ったブロックを押し飛ばして移動中に孵化するようにすると、孵化したスノービーは動かなくなってしまう。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。