ステラ(STERA)とはNHKの関連団体・NHKサービスセンター発行の週刊テレビ情報誌である。誌名の由来はSatellite、Television、Radioから。ステラの前身は、定期購読専門として発行されていたNHKの広報誌『グラフNHK』(1950年5月創刊。月2回刊。当初の誌名は『NHK』で、1965年より『グラフNHK』となる)であり、これを1990年5月23日から書店などでの一般販売を行うため誌名変更および週刊誌(毎週水曜発売)に形態を改めたものである(このため、巻号などは『グラフNHK』から継続)。紙面構成は主としてNHKで近々に放送が予定される注目番組をカラーグラフで紹介するほか、1週間のテレビ番組表(在京民放キー局と衛星民放も掲載)、NHKのラジオ番組表(NHK-FMはエアチェックリスト付きの番組もある)、イベント情報などが掲載されている。2004年3月17日からはテレビ雑誌の競争激化から関西版(在京キー局の番組表が在阪民放準キー局に差し替えられている)も創刊されているが、現在地域版の発行は関西のみで、それ以外の地域は関東版(他のテレビ雑誌同様関西に隣接する地域では両版を併売されることもある)を利用する形となる。現在の番組表のページは編集方針としては番組解説はNHKの番組、特にドラマ(大河ドラマや連続テレビ小説)やドキュメンタリー、キャンペーン、スポーツ、衛星放送番組を重視しており、民放ドラマの解説は相対的に少ない。バラエティ番組については解説を事実上他のテレビ誌に譲ることがほとんどとなっている。NHKのミニ番組でさえも他誌(ただし編集者や連載執筆者の個人的な注目であることも多い)に出し抜かれることがある。しかし、NHKの番組情報誌である性格上、媒体露出に制約の多い芸能人がNHKに出演する場合であっても他テレビ誌を凌ぐ情報量で勝負できる強みを持つ。NHKの情報番組(『ためしてガッテン』など)のあらすじが放送時に紹介された図録付きで再録されることがある。『きょうの料理』など、NHK出版などがテキストを刊行している番組に関しても、扱いは多くない。全国版(関東版)の放送局表記は他のテレビ雑誌とほとんど変わらないが、関西版では毎日放送と朝日放送を一般的な表記であるMBSテレビ、ABCテレビと表記せず「毎日放送」「朝日放送」と表記している(ちなみにテレビ朝日は、以前の正式社名であった全国朝日放送時代も「テレビ朝日」として表記。また関西テレビ放送は2015年4月に「関西テレビ」から「カンテレ」の表記に変更)。両版とも、独立UHF局の番組表は掲載していない。関西版では、テレビ東京系列のテレビ大阪の番組表が掲載されていなかった時期はあるが現在は掲載されている。これは、同局が大阪府域の放送局であることを考慮した為である。
出典:wikipedia
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