『パワーレンジャー・ジオ』("Power Rangers Zeo")は、スーパー戦隊シリーズの英語版ローカライズとして制作された特撮テレビドラマシリーズパワーレンジャーシリーズの第4シーズンであり、第2作目である。今作は1995年に放送された『超力戦隊オーレンジャー』がベースとなっている。1996年4月20日から同年11月27日までフォックス放送内のFox Kidsで放映された。一部地域ではジオ・レンジャー("Zeo Rangers")のタイトルで放送された。略称は「PRZ」、「ジオ」。日本では未公開となっている。自分たち自身を見つめなおす試練「ジオ・クエスト」を乗り越えたトミーたちであったがリトとゴルダーの仕掛けた爆弾によってコマンドセンターは破壊されてしまう。アルファ5によって間一髪脱出に成功するが、無残に破壊された基地の残骸を見て途方にくれるトミーたち。だが、コマンドセンターの地下には新たな司令室が存在しており、ゾードンもアルファも無事であった。その頃、コマンドセンターを破壊し、勝利したと思い込んだリタたちは、宇宙から襲来したマシン・エンパイアの攻撃により宮殿を破壊され、マスター・ヴァイルが支配する銀河へ脱出していった。ジオ・クリスタルの力により、破壊された基地の外部も復元され、トミーたちは「ジオ・レンジャー」のパワーを手に入れる。そして、地球にもマシン・エンパイアの脅威が迫る。新たな力を得たパワーレンジャーたちの戦いが始まった。シリーズ2作目(4年目)にして、ヒーローのコスチュームが変更され、敵組織や設定も一新された。前作終盤の『マイティ・モーフィン・エイリアンレンジャー』は本作のプロローグ偏とされる。本作以降は『パワーレンジャー・RPM』まで日本の原点の作品より一年遅れで制作されるようになる。玩具カタログの表紙に「知っていることを忘れろ」と書かれるなど、番組の変化を強調しており、第1・2話のOPでは変身後のレンジャーを登場させず、誰がどの色のレンジャーなのか秘密にするなどの試みが行われた。コスチュームの変更についてはアクション監督の坂本浩一がプロデューサーに掛け合ったことで実現した。同一デザインのキャラクターが長年変化せずに続いているアメリカにおいて、コスチュームの変更を危惧する考えもあったが、本作が人気を得たこともあり、以後は毎年ヒーローのコスチュームが変更されるようになった。前作の玩具は多くの会社から発売されていたが、商品化権の整理が行われ、本作以降の玩具展開はバンダイアメリカを中心に展開されることになった。前作のメンバーが引き続いて登場し、途中からジェイソンが復帰。機械による宇宙支配を目指すガジェットリー皇族に率いられた帝国。すでに幾つもの星を支配している。前作から引き続いて登場。マシン・エンパイアの攻撃により地球から撤退するが、後半で再び地球に来襲。マシン・エンパイアによる地球侵略を阻止するため、パワーレンジャーを支援することもある。放送開始前の売り上げはグリーンレンジャーのフィギュアが一番人気だったが、これはグリーンレンジャー=トミーと思い込んだ客が多かったためだろうとされる。メガゾードのアクションフィギュアが発売され、これは後のシリーズでも受け継がれている。前作同様にモンスターのフィギュアも発売されているが、後期商品として発売されたモンスターフィギュアは翌年に発売された。メガゾードがプレイセットに変形する玩具が発売された。最初に発売されたジオゾードのプレイセットは個々のゾードがプレイセットに変形し、さらにメガゾードに合体するという商品だったが人気を得られず、次に発売された単体で変形するレッドバトルゾードのプレイセットが人気を得たことから、これ以降のシリーズのメガゾード型のプレイセットは単体の商品となっている。。
出典:wikipedia
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