わさび平小屋(わさびだいらごや)は、岐阜県高山市の飛騨山脈(北アルプス)南部にある山小屋。中部山岳国立公園内、高原川の支流の蒲田川の左俣谷に沿って付けられた林道の脇、標高1,402 mに位置する。新穂高温泉から徒歩で1時間ほど。1957年(昭和32年)に、双六小屋の経営者であった小池義清が、双六小屋への荷継ぎのために、ワサビ平にこの小屋を建設した。2015年(平成27年)現在、2代目で山岳写真家としても活動する小池潜(ひそむ)が経営している。わさび平小屋のほか、同じ山域にある双六小屋・黒部五郎小舎・鏡平山荘の各山小屋も小池がオーナーを務める。付近はブナの原生林となっている。このブナ林からの湧水を利用した風呂が小屋にあり、宿泊者限定で利用できる。小屋から10分ほど手前に笠ヶ岳の登山道の笠新道入口がある。飛騨山脈主稜線へは、林道を遡り小池新道から双六小屋方面へ向かう。2005年(平成17年)秋、左俣谷から奥丸山へ登る登山道が新設された。これにより、わさび平小屋を利用して、奥丸山から中崎尾根を経由して槍ヶ岳に至るルートが新たにできた。60名。また、小屋のすぐ横にテント30張分のキャンプ指定地がある。北アルプスの大部分が中部山岳国立公園内であるため、キャンプ指定地以外のテント設営は禁止されている。売店・食堂・簡易水洗トイレ・洗面所・乾燥室・無料の給水施設・公衆衛星電話などがある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。