市進学院(いちしんがくいん)は、株式会社市進が運営する小中学生及び現役高校生を対象とした学習塾。首都圏を中心に展開している。市進学院の「市進」とは旧称の市川進学教室の略称であり、元々は千葉県市川市を拠点としていた。現在の本部は東京都文京区本郷。2009年の春には、Z会と提携。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県に教室を展開している。2009年3月現在の総校舎数は118校。拘束時間や宿題の量などの指導スタイルは比較的穏やかであり、小学生向けのクラスでは授業終了時間が他塾よりも早目に設定されている。また夏期・冬期の合宿も一切行っていない。ただし、一流校を狙うコースでは小中学部ともに異なるハードな課題と拘束時間が課せられる。中学部での公立高校の実績はどの地域でも堅調であり、部活との両立が前提とされるなど、バランスのとれた指導が特徴的である。また、2008年度より市進学院高等部が新設され、市進予備校の映像授業が見られるようになった。同年、Z会・増進会出版社と資本業務提携を結んでいる。ただ最近は業績が振るわず、連続赤字や多額の有利子負債で継続企業の前提に疑義(出典:株式会社市進ホールディングス決算)が発生しており、社員の早期希望退職によるリストラや学研、ウィザス、学究社(ena)などとの業務提携による連携を行っている。中1や中2では,理社は原則として「映像」授業のみとなった。また,中1・中2で「みらい講座」(大阪の大手学習塾「ウィザス」と提携)を導入している。文系担当(英・国・社)、理系担当(英・数・理)の二人の講師だけ(クラスによっては三人の場合もある)で一つのクラスを担当する。そしてそのうちの一人が「クラス担当」となり、各家庭への窓口となったり、個別面談を実施したりする。授業を実際に担当する講師が担任となる。市進学院の生徒数は最盛期の1990年代~2000年代初頭には,小学・中学生だけでも3万数千人以上を擁していた。しかし,少子化のほか,リーマンショックや東日本大震災などの影響や同業他社の低価格路線塾との競争激化などで,近年の生徒数は最盛時の約半分前後に落ち込むなど厳しい経営環境に陥っている(一説には1万3000~4000人前後しか,集団授業の生徒は在籍していないという情報もある)。近年では,個別指導部門の個太郎塾や映像授業を積極展開している。さらに,海外事業・幼児教育・老人介護など従来の学習塾の枠にとらわれない多角経営路線で,危機的な状況を打開しようとしている。また非正社員である専任講師の制度を数年前に廃止して,給与水準を落としたり51才雇い止めなどをしたため,労使間の関係が悪化していることがNHKや大手新聞社などで報道されている。1965年(昭和40年)市進学院の前身「真間進学会」が千葉県市川市に開設、やがて、1970年(昭和45年)高校受験指導のため全国に先がけて入会試験を実施。1978年(昭和53年)には教室展開を見せている。そして翌年には高校生対象の「市進予備校」を開校、さらに1984年(昭和59年)には現在の「市進学院」に改称。そして11年後の1995年(平成7年)には、家庭教師派遣機関「市進チューターバンク」を開設。大学受験のコースも2008年度から市進学院内に新設され、私立中学生や国公私立高校生を対象に市進予備校の「映像授業」を受講することができる。2011年度より,小学部・中学部とも,単科制を導入し,「1科目から受講可能」に改めた。
出典:wikipedia
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